国への届け出などをせずにバイクや軽自動車で料理を配達して利益を得たとして、「ウーバーイーツ」の配達員2人が書類送検されました。

貨物自動車運送事業法違反の疑いで書類送検されたのは大阪府に住む20代の男2人です。

警察によると、2人は法律で定められた手続きをせずに、今年1月から2月にかけて排気量250CCのバイクや軽自動車などで料理を計9回運び、約4400円の利益を得た疑いが持たれています。

貨物自動車運送事業法では125CCを超えるバイクや軽自動車などで運ぶ場合、国などへの届け出や許可の取得が義務付けられています。

手続きをすれば、事業用のナンバープレートが交付されますが、同業者から警察に「125CCを超えるバイクや自動車が白ナンバー(自家用車のプレート)で配達している」などと情報提供があり、事件が発覚しました。

警察の調べに対して2人は「法に触れるとは知らなかった」と話しているということです。

料理宅配サービスの無届けでの摘発は府内で初めてだということです。