伊勢神宮大宮司が就任会見 「次期遷宮へ改善点整理」
伊勢神宮(三重県伊勢市)の神職約100人の最高責任者である大宮司に7月に就任した小松揮世久氏(67)が23日、同神宮で就任記者会見を開いた。2033年に予定される20年ごとに社殿を造り替える式年遷宮について、「伝統に鑑みて着実に踏襲するべき点、改善すべき点を整理したい」と述べた。
1871年の組織改編以降、大宮司は小松氏で17人目。祭主を務める天皇、皇后両陛下の長女黒田清子さん(48)の下で、神事をつかさどる。
小松氏は、元皇族の故・小松輝久氏の孫。