【考察1】FGO第2部第6章前後編

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Fate/GrandOrder 第2部 Cosmos in the Lostbelt
第6章 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ

前後編を読み返してメモしたもの。

予言とお話物と出来事種族人物場所そのほか
考察1考察2疑問と情報整理

考察編その1。



・ライネック
排熱大公。ウッドワスの前の代。
過去に送られた際、ライネックと会ったマシュ曰く、
ちょっと怖かったらしい。
ベリルの変化は先代のライネックにそっくりで
その能力性能も良いコピーだったが、
出力は比べるべくもない、とマシュが言っている
のでウッドワスよりも強かった可能性がある?



・オーロラの扇動
オーロラは、モルガンが厄災を起こしたものだとし、
氏族の仲たがいも企てたのだ、と嘘を吐いた。
ブリテンの大地が拡がらないのも、人間の有効利用が許されないのも、
『大厄災』でブリテンが滅ぶのもそのように作ったから、と
モルガンに不利な憶測を並べ立てた。

・妖精騎士トリスタン
モルガンの教育方針によって残忍に育った次期女王。
彼女が殺した妖精は100年前から数えて40万近くであるらしい。

・大穴
不吉なものを棄てる場所。
要らなくなったもの、無くならないもの、壊せないもの、
邪魔なものは大穴に棄てられる。
大穴からは灰が舞っていて、何か燃えているものがある。
星を覆うほどの呪いに満ちている。
底にはケルトの神ケルヌンノスの死体の赤い目。
選定の槍で封印できないものだとトネリコは言った。
女王暦後のブリテンの領土が拡がらなかったのは
モルガンがこれの埋め立てに用いたから。



・妖精亡主ドラケイ
かつて水の聖杯と呼ばれた大妖精。子を欲しがった。
水(かがみ)の鐘表記から鏡の氏族かもしれないが、
雨の氏族だったらばモルガンの育ての親かもしれない。
鏡の氏族ならば、アルトリアを育てたがった妖精かもしれない。
楽園の妖精は成長するので赤ちゃんと結びつくとして。



・亜鈴
"自分の意志"を持ち、世界を作り変えてしまう特性、妖精領域を持つ。
『亜鈴』はいるだけで『子孫』を増やしていく。
子孫は『森の仔』『石の仔』と呼ばれ、妖精国の大部分はこれに当たる。
氏族の長ムリアン、ノクナレアは亜鈴。ウッドワスは亜鈴返り。

・ライネック
排熱大公。ウッドワスの前の代。
モルガンの大切な道具の1人。

・ウッドワス
牙の氏族の長。亜鈴百種。亜鈴返り。
先代が死んだ後にモースの王と戦い、これを討った。
モルガンに忠誠を誓っている。

・異界常識(アストラリティ)
強いものが持つ掟。
下級妖精にはこれがないのでモースにさわれない。
牙の氏族は"戦に死はつきものだ!"のやせ我慢で
少しだけ耐えられているそう。

・牙の氏族がモースと戦える理由
亜鈴返りのウッドワスがモルガンのブリテンを守るために
モースと戦えるよう目標を持ったので
子孫の牙の氏族は少しモースの呪いに耐えられるようになった?



・6つの妖精の話
海の中から おおきなかげが
たちあがりました。
ふわふわ、ふさふさの大きなからだ。
その肩には、いなくなったはずの動物ひとり。
肩にすわった動物は、このふさふさを
けるぬんのす、とよんでいました。

けるぬんのす と 動物 は、
ろくにん と ともだちになりました。
なにもない海はつまらなくて、
すみづらくて、たいへんなものでしたが、
けるぬんのす が 波をせきとめてくれているので、
ろくにんはらくちんです。
ただ、けるぬんのす は かみさま なので。
ささげものがひつようだと 動物はいいました。
ろくにんはけるぬんのす に
よろこびをささげました。
ろくにんは けるぬんのす に
おねがいをささげました。
“波のない海もいいけれど”
“ぼくたちやっぱり 大地が恋しい!”

ねがいは かなえられました。
おまつりは おわりました。
かみさまは つかれて ねむりました。

ろくにんは けるぬんのす を
たいせつにまつりました。
のこったものも たいせつに つかいました。
こうしてブリテンはできたのです。
はじまりのろくにん に すくいあれ。

・妖精歴1万2千年
『はじまりはなにもない海。
6つの妖精と、巫女と獣だけが居た。』

・妖精國の人間
妖精國で作られた人間は外へは行けない。
彼らは『ひとりの人間』の要素を組み替えて作られた
複製体(クローン)で、ブリテンには本来人間はいなかったから。
『素材』になった人間から、組み換えと複製を重ねること、何億通り。
系譜は人類と同じくらい豊富。
細胞の限界から生殖機能がない、寿命は30年に定められている。
オベロン曰く、ブリテンの妖精は
およそ1万4千年間、人間を飼育し想像力を娯楽にして繁栄した。
『ひとりの人間』はケルヌンノスが眠った後に残ったもの。
祭神の巫女、はじまりの人間。
6人の妖精は、はじまりの人間を大切に使ったのだ。



・ブリテンの予言
ブリテンの始まりは、鏡の氏族の口伝と雨の氏族が残した壁画が頼り。
5か月かけて最後にトネリコとマシュは『巫女の予言』に辿り着いた。
最初の人間、祭神の巫女が残した呪いの言葉『破滅の予言』。
春夏秋冬の戦を予言していた。1節冒頭の文言が破滅の予言だと思われる。



・1節冒頭
自由を愛する妖精たち。愛を守った妖精たち。
でも、そのかわりに世界を失った仔どもたち。

・ミラーの独白
やっと帰ってきたんだ、楽園の入り口に!
こんにちは、ブリテンの終わりの鐘、
尊き使命をもった、ふたり目のアヴァロン・ル・フェ!

・巡礼の鐘
巡礼の鐘を鳴らすことは『楽園の妖精』への従順、
『ブリテンを開放する』使命への同意になる。
その時代における『6つの氏族』は亜鈴の仔であることを放棄し、
大地の妖精になる。そういう取り決めを示す、謝罪の音(うた)。

・使命
モルガン曰く、アルトリアの戦うべき相手は使命。
既に死んでいるものを救うことはできない。
モルガンの楽園からの使命はブリテン島を無くすためのものだった。

・楽園の妖精の救い
地上に残り、星の内海に帰れなくなった妖精を帰してあげること。
ケルヌンノスから祭神の巫女の人間を奪ったことにより、
彼らは発展してブリテンを作ってしまった。それが彼らの罪。

・予言
"役目を終えた『予言の子』、元いた場所にさようなら"
"仕事はちょっとなまけるけども、
ぼくらは自由な妖精の裔(すえ)"
"望みはずっと欠けたまま、
きらめく明日がほしいのさ"
という文句から、結局、妖精たちは楽園に帰ることを拒否して
地上で暮らすことを選択すると思われる。



・壁画
ロンディニウムの壁画。
もともとはオークニーの雨の氏族の持ち物。
ロンディニウムの騎士が持って来た。
描かれた獣には愛が込められており、ブリテンの妖精は恐怖を感じず、
『厄災』の擬人化には感じない、愛嬌のある偉大なものに映る。
奈落の虫、と呼ばれる。←壁画自体のタイトル?
壁画のケルヌンノスの足の下にはなにか生き物が居る。

・妖精歴最後の厄災
妖精歴1年の大厄災で9割の妖精が死んだ。
町を覆い尽くす『獣の厄災』。大地を焼き尽くす『炎の厄災』。
この二つがブリテン異聞帯を終わらせたと初代グリムが記録している。

・予言
"ならせ、ならせ。雷(いかり)のように、火(なげき)のように。
六つの鐘をならして示せ。真の王の道を作れ"
"あかい災いが追いつく前に。
くろい災いが食いつく前に"

・モースの王
妖精を襲わず、人間を殺めず、炎と稲妻を好んだ。
燃やし、破壊し、生じる煙を好んだ。
都市と森を焦土にし、大地を燃やし、雨雲を呼んだ。
その雨雲から落ちる雷鳴を好んだ。嵐の王。ウッドワスがこれを倒した。

・ケルヌンノスと生き物
生き物は星の内海から出ようとした。
ケルヌンノスはそれが地上に出ないようにしていた。
ケルヌンノスはくろい災い、もうひとつはあかい災い。

・妖精騎士ランスロット
真名メリュジーヌ。アルビオンの左手。
メリュジーヌの攻撃は炎扱いになっている。

・生き物
竜。秋の森の妖精が口に出して言った「ボーテガン」
騎士ポーチュンの最後の言葉から出た「──ォ……、ガ──」から
ヴォーティガーンは存在し、恐らくは嵐の王になっている。
そして竜は、汎人類史においてもヴォーティガーンを
「白き竜の化身」として生み出したもの。



・ブランカ
オベロンの仲間。話し相手のトモダチ。
ふわふわな蛾。きれい好きで頭がよく、なにより働きもの。
オベロンが小さくなった時の服装はこの子に似ている。

・6つの妖精の話
ふわふわ、ふさふさの大きなからだ。
その肩には、いなくなったはずの動物ひとり。
肩にすわった動物は、このふさふさを
けるぬんのす、とよんでいました。

・オベロン
汎人類史側のサーヴァント。見届けるもの。
本人はベリル・ガットが異聞帯に来たタイミングで抑止力に召喚され、
それは数か月前のことだと申告している。
ムリアンがオベロンは2か月前、ウェールズの森に現れたことを
知っているので時期はあっているように見える。
が、ベリルは半年ブリテンに滞在している。
自分の運勢がわかる。
キャメロットの戦いで自分の役目が終わることを知っていた。
今際の際にオベロンはいくつかの冬を思い出している。
バトルモーションでモースを飛ばしている。
アルトリア曰く、
先回りして不安を消す、損な生き方。
まわりのことばかりで、自分のことをぜんぜん大切にしていない。
正直で誠実だが、本当の事は口にしない。大事なことは誰にも話さない。

・妖精國の人間
オベロン曰く、ブリテンの妖精は
およそ1万4千年間、人間を飼育し想像力を娯楽にして繁栄した。

・壁画
描かれた獣には愛が込められており、ブリテンの妖精は恐怖を感じず、
『厄災』の擬人化には感じない、愛嬌のある偉大なものに映る。
奈落の虫、と呼ばれる。
壁画のケルヌンノスの足の下には竜のような生き物が居る。

・大穴
不吉なものを棄てる場所。
要らなくなったもの、無くならないもの、壊せないもの、
邪魔なものは大穴に棄てられる。
大穴からは灰が舞っていて、何か燃えるものがある。
穴には星を覆うほどの呪いが満ちている。
奥底にはケルトの神ケルヌンノスの死体の赤い目。
それは選定の槍で封印できないものだとトネリコは言った。

・妖精歴最後の厄災
妖精歴1年の大厄災で9割の妖精が死んだ。
町を覆い尽くす『獣の厄災』。大地を焼き尽くす『炎の厄災』。
この二つがブリテン異聞帯を終わらせたと初代グリムが記録している。

・ブランカはケルヌンノスの分霊のようなもの
足元に居る竜が出てこないようにしているが、
自身も呪いと化してしまっていて自由に動けない。
オベロンはそれを知っていてブランカと協力している。

・果ての海岸
灰がひどく寒さが厳しい。
オベロンもブランカも海が渡れないので、
オークニーの状況などがわからない。

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