融資
◎開業融資受け夢へ前進=神奈川
 神奈川・横浜南部民商の長岡真也さん=行政書士=は9月6日、県創業支援融資150万円を実現。「人に寄り添う行政書士に」という夢の実現に向け、着実に進んでいます。
 会社で働きながら行政書士の資格を取得した長岡さんが、独立を決めたのは今年7月。ホームページを開設するために必要な設備資金や運転資金を調達するため融資が必要になりました。
 「商売を始めるなら」と入会していた民商に、融資の種類や添付書類などを相談。「事業計画書で見るのは数字より人となり。どんな商売をどうやっていきたいのか熱意を込めて」とアドバイスを受けて学習を重ね、最終的には30ページ近くにもなる事業計画書を提出。「情熱を詰め込んだ事業計画書。断られるはずがない」と自信を持って面接に臨みました。
 「融資の実現は民商への相談から始まった」と笑顔で話す長岡さん。「相続や遺言、建設業許可など、人の希望や気持ちに寄り添った仕事をしたい」と抱負を語っています。ホームページは「長岡行政書士事務所」で検索。

(c)全国商工新聞
(2013年10月21日付)
◎運転資金100万円 融資実現 商売つづけられる!=愛知・名古屋南
 愛知・名古屋南民主商工会(民商)の小塩英晃さん=配管=は先ごろ、名古屋市の小規模企業等振興資金制度を活用し、初めての取引銀行から100万円の運転資金(融資期間5年、利率年1・5%)を実現しました。
 小塩さんは名古屋市内で小塩工業を経営。今年5月に入って、親会社から「材料持ち」で仕事をやってほしいと言われ、材料を仕入れるための手持ち資金が必要になりました。
 小塩さんはさっそく民商に相談。7月に入り、民商とともに保証協会に出向き保証を申し込みました。しかし、提出した書類の住所が「東海市になっているため、名古屋市の制度融資は活用できない」とのことでした。
 悩んだ小塩さんは再度民商に相談。東海市には倉庫を置いているだけで、「住まいは名古屋市南区のマンションで、確定申告を提出しているのも名古屋市内の熱田税務署である」ことが判明。保証協会の職員に自宅のマンションに来てもらい、再度、保証を求めました。
 8月下旬に、保証協会から「保証を承諾します」と連絡が入り、その後銀行にも融資の申し込み手続きを行い、運転資金として100万円全額が口座に振り込まれました。
 小塩さんは「ほっとしました。これで仕事ができる」と喜んでいます。

(c)全国商工新聞
(2013年10月7日付)


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