麺とパスタ専門学校 生徒集まらず開校断念
2011年1月29日(土)(愛媛新聞)
今年4月開校予定だった「麺とパスタ専門学校」(松山市衣山1丁目)を運営する学校法人英数学館(広島市)が、県に設置認可申請の取り下げ書を提出し受理されていたことが28日までに、同校などへの取材で分かった。県私学文書課によると、県内の私立校・専門学校などが設置認可の内定を受けながら取り下げるのは初めて。同校設置準備室は開校断念の理由を「肝心の生徒が集まらなかった」と説明している。
麺とパスタ専門学校(2年制、定員40人)は2009年3月に県私学審議会の認可内定を受け、当初は10年4月開校予定だった。設置準備室によると、入学希望者が数人だったため開校を1年延期し、それでも入学者の確保が見込めないと判断し、昨年9月、開校断念を決めた。同12月8日、県に申請取り下げ書を提出し、同21日受理された。