さよならキハ40形、JR烏山線の気動車引退

東日本旅客鉄道(JR東日本)は3日、栃木県内の烏山線を走っていた気動車(キハ40形)の運行を終了した。4日のダイヤ改正で、烏山線の全列車を蓄電池で駆動する電車「ACCUM(アキュム)」に切り替える。沿線には引退を惜しむ鉄道ファンらが詰めかけた。

気動車は烏山線では1979年から運行。JR東日本によれば直近では宇都宮運転所に8両が所属し、関東で運行する最後のキハ40形として愛されてきたという。引退後は廃車となる予定だ。

3日は引退を記念する催しが開かれ、イベント列車には400人ほどが乗車。キハ40形を出迎えた小宮正夫・宇都宮駅長は「お疲れ様でしたという思いだ。地域の皆様にはアキュムも愛してもらいたい」と述べた。

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