この間、何度かトランスジェンダー問題について私見を述べました。
「
トランスジェンダーの権利を認めると女湯に入ってくると思い込み糾弾する人たち」
「
女性専用トイレがなくなるのか トランスジェンダーとの共存のあり方 差別を煽る人たち」
「
女性用トイレが亡くなる?? 何故、こんなデマが流れているのか」
その中で一番、盛り上がったのが女湯に男が入ってくる犯罪の有無です。
私は、当然のことながらトランスジェンダーが実力行使として女湯に入ってきた事案を想定していました。
女湯に男が女装して入り込んだりしたり、盗撮する事件などというのはありふれているし、ここでの問題はあくまでトランスジェンダーだという認識でした。
これに対する避難が轟々、というのは前回、お伝えしたとおりです。
しかし、何故、というのが全くわかりませんでしたが、このツイートをみて合点がいきました。
この続きのツイートがありますから、是非、ご覧ください。
性自認も要は自分は身体は男だが、心は女というだけでトランスジェンダーに含まれ、そこには何の基準もなくなってしまっています。
極論すれば、女湯にのぞき見目的で侵入した男もその時点で、「心は女です」と言えば(申し開きすれば)、トランスジェンダーになるという理解のようです。
ぶったまげます。
そんな議論の立て方をしたって何の意味もないでしょうに。
どう考えてものぞき見のための男や女装趣味の男をトランスジェンダーの範ちゅうに入れたところで、それ自体には何の意味も出てきません。のぞき見のための女湯への侵入は建造物侵入の罪でしかなく(これが合法化されるの?)、女装趣味は趣味の話でしかなく人権問題ではありません。
これでは味噌も糞も一緒にする議論でしかなく、何かを生み出すことはありません。
それに素人が議論に首を突っ込むと途端に袋だたきです。自分たちの考えに合わないのはすべて敵という認識しかないためでしょう。排除の論理と全く同じです。
私自身は、このような叩かれ方をしても、それ自体、何とも思いませんが、普通の方であれば、恐ろしくて口が出せなくなってしまうでしょうね。
「あなたの意見に対して賛同よりも批判が多いことが、あなたの考えは社会に受け入れられていない証拠」って、所詮、ネット界のことなのに、こんな理屈で言ったら、右翼住民が多いネット界では、右翼主張の方が正しいということになってしまいますよね。
2021年7月31日撮影 もっとも過激な対立の背景には上記ツイートにもあるようにもあるようにトランスジェンダーの権利を主張する側に過激主張があるようです。どの世界もそうですが、一部の過激思想を持っている人たちばかりの声がでかくなり、暴走することは珍しくありません。
どの世界にもやはり過激な発想しかできない人たちが一定数います。
結局、対立しか生み出さない状況はひどいもので何も生み出しません。
これが差別論に結びつくと、お決まりの糾弾闘争に陥ります。
お前は差別主義者だという烙印を押し、黙らせるという手法です。
「
「部落差別問題のいま」は「部落解放同盟のいま」過去の反省なし」
ところで性同一性障害について治療の対象とするために保険適用にすべきかという問題もあります。
私自身は、治療を受けるかどうかは本人次第であり、それを強制することがあってはならないと思いますが(例え、子どもであったとしてもです)、治療を受けたいと思う人にとって自由診療しか選択肢がないのは問題なので、保険適用の対象とすることには賛成です。
ブログランキングに登録しています。
クリックをお願いいたします。
にほんブログ村人気ブログランキングへ
- 関連記事
-