トランスジェンダーの権利を認めると女湯に入ってくると思い込み糾弾する人たち
2021年07月31日01:04
前回、トランスジェンダーの差別を煽ることについて意見を述べました。
「
女性専用トイレがなくなるのか トランスジェンダーとの共存のあり方 差別を煽る人たち」
ところで、その意見の中でLGBTと書くべきところを「LPGT」と書いてしまい、その前はツイートでは、トランスジェンダーと書くべきところを「トラストジェンダー」と書いていました。
いずれも恥ずかしいレベルのものですが、私、どうにも英語(横文字)が大の苦手でして、こうした表記の誤りについてはご容赦ください。
それはともかく、トランスジェンダーに対してどのように見ているのかということがはっきりと伝わってきます。
要は女湯に入ってくる身体が男性の場合にはすべて同じ範ちゅうでくくられています。女装趣味で女湯に入る男がトランスジェンダーであろうはずもなく、世間でいうところの変態です。単なる性犯罪者と同じです。これをもってトランスジェンダー問題を語っても意味がないでしょうに。
どうやらトランスジェンダーの権利を認めると、男性器を持った「トランスジェンダー」が女湯に入ってくることになると考えているようです。
飛躍がありすぎるのではないでしょうか。
こうした発想からすれば、性犯罪者もトランスジェンダーも全く同じに分類されるのでしょう。
2021年7月19日撮影
このツイートにも興味を持ちました。
このツイートから読み取れることは、女湯に入ってくる男はみなトランスジェンダーとひとくくりにしているようです。あるいはトランスジェンダーの中にも女湯に入ってくる者がいるんだよ、と言いたいのでしょうか。
一義的にはよくわからないのですが、私がニュース報道などで目にするものはどうみても性犯罪者、変態レベルものであって、どうみてもトランスジェンダーによるものではありません。
ただトランスジェンダーが絶対にそうしたことはしないかと言ったら、私はわかりません。外国ではともかく日本でそういった事件が起きたことがあるのかどうかですが、私は知りません。女性専用車両に乗り込んでいった男の件は大きく報道もされていますから、私も知っていますが。
どう考えてもトランスジェンダーの問題と単なる性犯罪者の問題は別だと思うのですが、どうやら考え方が全く違うようです。
ところで先般、LGBT理解増進法案が国会で廃案になりました。
「
LGBT理解増進法案を今国会で成立させよ これにすら反対する自民党議員の人権感覚の欠如」
同法案は相互に理解を求めるものであって、女湯に入れさせろではありません。
中には外国ではどうこう言っているものもありますが、それはあくまで外国の話です。
女湯に入れさせろとか、トイレをすべて共用にせよ、などというものが日本社会の中で支持されるものでありませんし、私もそうした主張に与しません。
外国での極端な思想を持ち込んでも意味がないし、仮にそうした主張を国内で行っている人たちがいるととすれば、それも極端な意見として支持はされません。対立を煽るようなやり方が賛同を得られないのはどちらも一緒です。
この問題については自分なりにでも、もっと考えて参ります。
「
札幌弁護士会男女共同参画・性の多様性尊重宣言 ~誰もが自分らしく活躍できる弁護士会であるために~」(札幌弁護士会)
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カテゴリ : 差別・ヘイトスピーチ
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