元気に子どもたちが登園するはずの保育園に悲しみが広がった。
29日午後5時10分すぎ、福岡・中間市の双葉保育園の送迎バスの中で、5歳の倉掛冬生(とうま)ちゃんが倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された。
冬生ちゃんの祖母「(冬生は)人の思いがわかる、ものすごく利発な子でした。冬生を返してほしいです」
冬生ちゃんには、熱中症のような症状が見られ、行きのバスを運転した40代の女性園長は、警察の調べに、「降りたと思っていた。自分が車の鍵をかけた」と話しているという。
福岡県と中間市の担当者は30日午後、保育園を立ち入り調査し、警察は業務上過失致死などの疑いで調べる方針。