5歳児死亡...担任が出欠確認せず 保育園の送迎バスに置き去り
2021年07月31日 11:31
福岡県中間市の保育園で、送迎バスの中に5歳の園児が取り残され死亡した事故で、担任の職員が当日、園児の出欠確認をしていなかったことが分かりました。
折尾警察署では、午前10時ごろから園児がみつかったバスに捜査員が入り、当時の状況を検証しています。
29日、中間市の双葉保育園で、この園に通う5歳の倉掛冬生ちゃんが送迎バスの中に長時間取り残され、熱中症が原因で死亡しました。
運転していた園長の女性は、園児が降りたかどうかの確認をしていませんでしたが、当日、担任の職員が園児の出欠確認をしていなかったことも新たに分かりました。
担任が欠席だと思い込んだことで発見が遅れたとみられ、警察は園の管理体制に問題がなかったか調べています。