山本鑿泉水道株式会社

姫路市で80年以上、管工事に携わってきた当社。実績を重ねるなかで、公共施設から大手ゼネコンが手がける建物まで、「管工事なら山本鑿泉水道」と声をかけてもらえる企業へと成長してきました。ベテランの技術者が揃い、経営も安定していますが、そんな今だからこそ将来を担ってくれる人材を育てていきたいと考え、今回初めて新卒者の募集・採用を行います。施工管理の仕事は幅が広いだけに、きっと自分に向いている業務が見つかります。図面作成、スケジュール管理、予算管理……。それぞれの社員が得意な部分を伸ばしながら支え合う。そんな環境を整えることで、より安定した経営基盤を築いていきたいと思っています。（専務取締役　山本恭兵）

当社が主力とする「管工事」というのは、給排水、冷暖房、ガスの供給などに使う配管を敷設し、それらの設備に接続して稼働できるようにする工事です。その工程全体を取り仕切るのが施工管理の仕事。設計図を作成し、資材・機材を発注して、作業するスタッフを手配。工事が始まると、品質管理、安全管理、予算の管理と幅広い業務を行います。スケジュール管理も重要であり、気の抜けない業務といえますが、それだけに図面が形になり完成した時の喜び、達成感は大きなものです。一人前になるには時間がかかりますが、同じ気持ちをぜひ味わって欲しいと思いますし、そのために、管工事施工管理技士の資格取得を含めてしっかりサポートしていきます。

当社の施工管理技術者は、長く勤務するベテランが中心です。お互いに気心が知れており、家族のように接しています。そこから生まれる家庭的で温かな雰囲気こそが当社らしさだと自負しています。最近、20代後半の技術者（男女1名ずつ）が2名、中途入社しましたが、すぐになじんで、イキイキと活躍しています。ただ、困ったことがありました。それは、若い人材を育てるノウハウがなかったことです。人を育てることの難しさにもぶつかりましたが、その経験も活かし、ある意味でともに学びながら新人の育成を進めたいと思っているところです。ちなみに、現在専務をつとめる次期社長は30代半ば。一緒に次の時代へと走っていって欲しいと願っています！