二次元裏@ふたば
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画像ファイル名:1627650081203.jpg-(188244 B)
188244 Bリリカル学園文芸部Nameとしあき21/07/30(金)22:01:21No.16641314+ 07日05:20頃消えます
このスレは主にリリカルなのは関連の創作・発想・発表の場です
主にリリカルなのは関連のスク・絵投下、その他相談 雑談 設定談義にどうぞ
また、スレ内容でわからない事が有れば気軽に質問してください
誹謗・中傷は禁止、単に否定するのではなく意見を言いましょう !!喧嘩腰禁止!!
100まではメール欄の始めに「sage 」を入れ、レスの削除をしないようにお願い致します
閲覧の際はブラウザにに赤福ないし赤福プラスを入れておくと安心かも?
では、1時半まで仲良くルールを守って楽しみましょう
本当に好きなこと喋ってるだけなんであんまりルールは無いような気もする
リリ学:http://www7.atwiki.jp/lyricalacademy/
新ろだ:http://lyricalacademy.com/uploader/
纏め作成中:http://www9.atwiki.jp/gakuen/
1無題Nameとしあき 21/07/30(金)22:12:23No.16641317+
昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 21/07/30(金)01:30:04No.16640716+
>ラスレスならカレン&サイファーの衣装がテニスウェアになる
22939話Name21/07/30(金)23:41:11No.16641421+
 「あの……ハルさん」
 「どうしましたフーカ?」
神妙な面持ちでフーカがアインハルトに声をかける
その理由はアインハルトも分かっていた
だが敢えてフーカからそれを言わせようとしていたのだ
 「えっと……レイさん……さっきからずっとあの体勢で動かないですが…」
フーカの視線の先にアインハルトも視線を向ける
そこには一つのサンドバッグがありその前にアツェレイが立っていた
だがサンドバッグを殴ったり蹴ったりはせずただ立ち尽くすのみ
両目を瞑り直立不動のまま何分もそのままなのだ
さすがにフーカも気になったのだろう
 「アツェレイさんにも何か考えがあってあぁしているのでしょう
  私達では遠く及ばない程深い考えが…」

エリオと技と長考と<覚悟の力>
32939話Name21/07/30(金)23:50:46No.16641431+
最近のアツェレイはよくあの姿勢をしているのを目にする
勿論ジムのトレーナーとしての仕事はきちんとするし
フーカを始めとしたいつものメンバーのトレーニングもこなす
だが1人でいる時はあの姿勢をしている事が最近増えてきた
 「もしかして…チャンピオンとして何か思う事があったのでしょうか?」
 「かもしれませんね…アツェレイさんはU19世界王者
  それも二つのタイトルを得た稀有なアスリートです
  その思考の先にいったい何を見ているのか…」
と、アインハルトがそんな事を思っていた矢先の事だった
アツェレイが目を開き何かを始めたのだ
 「レイさん…あれ?サンドバッグの後ろに何か…」
 「あれは対衝撃用のマットですね
  ジムオープンに向け用意したものの使わずにしまわれていたものです」
それはアツェレイやノーヴェが必要かもしれないと思って購入したもの
しかし意外にも今まで使う機会がなく倉庫に保管されていた代物だ
42939話Name21/07/31(土)00:00:49No.16641452+
アツェレイはマットをサンドバッグの背後の壁に立たせた状態で固定する
ちょうどサンドバッグの直線上の壁にマットが来る位置だ
 「ふぅ~……」
そしてアツェレイはサンドバッグの前に立ち深呼吸を繰り返す
自然とアインハルトもフーカも、ヴィヴィオ達も
息を飲んでアツェレイの行動に注目している
 「ッ!はぁ!(ドッ!....ゴォン!)」
音の方が遅れて聞こえてきた
それくらいアツェレイの動きが速かったのだ
一瞬でアツェレイはサンドバッグを殴りそれに送れる形で音が発生する
だが驚かされたのはそれではない
 「今……サンドバッグを殴りましたよね……レイさん」
 「えぇ、間違いなく」
フーカもアインハルトもその光景はしっかりと見ていたが不可解だった
何故なら『サンドバッグは一切動かず背後のマットに衝撃が走った』からだ
52939話Name21/07/31(土)00:10:33No.16641501+
皆の耳に届いた凄まじい音もサンドバッグを殴りつけた音ではない
背後のマットに衝撃が届いた音だった
 「サンドバッグは微動だにしていません…
  普通あれだけの強さで殴りつけたら大きく揺れるはずなのに…」
 「レイさん…今の技は」
 「技という程のものじゃない…ただの鎧通しだ」
 「『鎧通し』?」
強固な鎧や壁に阻まれ相手の肉体に打撃が届かない時
衝撃をすり抜けて奥の肉体に届ける手法
それが『鎧通し』である
以前のインターミドルで仮面騎士であるエリオがヴィクター相手にやった技術だ
 「アツェレイさんの得意とする武流透過ではないのですか?」
 「あれとは違う、こっちはただ単純に打撃の衝撃を通しただけだ
  理屈としては似ているかもしれないがな」
実際鎧通しと武流透過では大きく違う
62939話Name21/07/31(土)00:20:20No.16641548+
アツェレイが流水を用いて行う武流透過
それは相手の流れを的確に感じ取る事で攻撃を素通りさせる応用の技術
自分の攻撃は勿論相手からの攻撃もこれで素通りさせる事が出来る
だがそれには高い集中力を用いて流れを読み切らなければならない
 「試合中に相手の流れを読むのは難しい
  それが出来るくらいなら素直に攻撃に集中した方がいいくらいにな
  相手が高い実力を持っていると成功させにくいという欠点もある
  だがこの鎧通しは流れを読む必要はないから理屈で言えば簡単な部類だ」
だがこの場にいた誰1人としてその『簡単』という言葉を鵜呑みにしなかった
あくまで武流透過と比較して簡単と言っているだけでそれ自体高度な技術を要するはず
フーカもそう思った程である
 「フーカ」
 「は、はい!」
 「お前の最終的な目標は試合でリンネ・ベルリネッタに勝つ事だったな」
 「はい!」
72939話Name21/07/31(土)00:31:31No.16641588そうだねx1
現在のフーカの目標は打倒リンネ
その為に格闘技を始めたと言ってもいいくらいの理由だった
だがリンネは現在U15世界ランキング1位の実力者
ビギナーであるフーカにとっては遠い存在である
 「一度奴と戦った経験者としての意見だが…
  奴の防御力は普通じゃない程高い、それこそ普通の打撃が通用しない程にな」
アツェレイの発言に同意したのはヴィヴィオである
ヴィヴィオはインターミドルで1度リンネと戦っているからだ
その時は辛くも判定勝ちをもぎ取ったがリンネの防御力を崩す事は出来なかった
 「インターミドルにしろそれ以外の大会にしろ
  勝ち進めていけばいずれは当たる相手だ
  奴の防御を打ち抜く手段を講じる必要がある…」
 「まさかアツェレイさん、それが今の鎧通しなのですか?」
 「さっきは簡単と言ったが会得するには相応の時間と労力が必要だ
  対リンネ・ベルリネッタ以外にも使える技術だから覚えて損はないが…どうする?」
82939話Name21/07/31(土)00:42:55No.16641612そうだねx1
 「それを…ワシが…」
 「フーカ、お前に問う
  鎧通しの技術…会得する覚悟はあるか?」
 「レイさん…」
 「覚悟があるなら俺が直々に指導しよう
  だが生半可な気持ちじゃ会得出来ないぞ…俺の指導は厳しいからな」
その言葉に思わず背筋を伸ばしてしまうフーカ
どんな指導なのか想像もつかないがそれでも姿勢を正すしかない迫力を感じていた
 「…………お願いします!ワシに!その技術を指導してください!」
だがフーカは迷わなかった
リンネに勝つ為ならどんな厳しい指導でも耐え抜いてみせる
その覚悟は本物であると見たアツェレイは
 「お前の覚悟…信じよう」

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9無題Nameとしあき 21/07/31(土)01:25:10No.16641696+
ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ!
10無題Nameとしあき 21/07/31(土)01:25:24No.16641697+
ゾロ目ならアツェレイをショタ化+ノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してディエチの前に放置する
11無題Nameとしあき 21/07/31(土)01:26:08No.16641698+
ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はアルピーノ母娘っぱい
12無題Nameとしあき 21/07/31(土)01:30:05No.16641701+
ラスレスならレオ閣下の衣装が陸上のセパレートユニフォームになる
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