書籍事業部

ロングセラーへの
飽くなきこだわり

書籍事業部 主任
2005年度入社
(産休・育休取得経験あり)
和田 奈美子

  • 生活実用書へのこだわり

    実用書を購入される方の多くは、その本を使って「こうなりたい」という目標や目的があります。その期待に応え、買ってよかったと思ってもらえるように、資格の本を編集する際は自分も試験を受けてみたり、書店の売り場に足を運んで選ぶ側の気持ちになってみたりと試行錯誤をしています。
    たとえば、小学生向けの学習ドリルの市場調査で書店を訪ねた際、ある親子が「コレだったら最後までやる?」と会話をしていました。それまでは解説のわかりやすさや価格などで選んでいるものと思っていましたが、その声を聞いて、まずは子どもがやる気になるかどうかが大事なんだと気づきました。これをヒントに企画したのが『鉄道ドリル』です。このようにお客様のニーズをしっかりとキャッチし、読者の人生を明るくしたいと思って仕事をしています。
    近年は電子書籍や学習アプリなども多く出回っていますが、弊社が出している実用書は、マーカーを引いたり、折り目をつけたり、付箋を貼ったりしながら使っていただく書籍です。こういった五感を刺激する学習はとても効果的ですし、実用書ジャンルでは、紙の書籍がまだまだ必要とされていると感じています。

  • 編集のやりがい

    私が担当している資格書などの「年度版」と言われる商品は、発刊の時期が決まっているのでスケジュールを遅らせることはできません。そのため、原稿がなかなかあがってこないと、焦ってつい著者を急かしたくなりますが、「出すこと」が目的になってしまうと良い本にはなりません。読者から評判の良い本は、関わるスタッフみんながいい本にしようと前を向き、納得してつくったものがほとんど。そこで、意見を出しやすい雰囲気をつくり、著者がスランプに陥ったときは時間をかけてヒアリングし、しっかり解決するようにしています。
    1つ1つの商品に半年以上かけ、同時に複数の企画を進めているので大変なときも多いですが、でき上がったときの達成感はひとしお。読者から感謝のハガキが送られてくると、あの時、頑張ってよかったとうれしくなります。
    また、企画づくりをきっかけに知らないジャンルの専門家に会いにいったり、入門書を読んで勉強したり、いろいろな価値観に触れられるのも編集の醍醐味だと思います。

  • 子育てとの両立

    産休・育休の制度はしっかりしていて取得者も多いので、産休・育休の取りやすい職場だと思います。私はまだ子どもが小さいこともあり、復帰してからの仕事と子育ての両立は正直大変なことも多いです。ですが、以前と比べて、この仕事をいつまでに終わらせる必要があるかという意識が強くなり、時間の使い方がうまくなりました。
    また、キャパオーバーになる前に必ず誰かが助けてくれますし、上司も相談すると作業の手を止めて話を聞いてくれます。そういったフォローし合う風土が、この部署だけでなく社内全体にあるので、復帰後の仕事に関してあまり心配はしていませんでした。

1冊の書籍ができるまで

  • ①企画立案

    常に、世の中のあらゆるところから企画のネタを探しています。
    対象読者や専門家への取材、アンケートはがきや類書分析などを通じて企画を具体化。
    毎月行われる企画会議に提出します。企画が採用されると制作スタートです。

  • ②打ち合わせ

    企画にふさわしい著者やデザイナー、カメラマンなどを選出することも編集者の大事な仕事です。
    そうして集まったスタッフと打ち合わせをくり返し、本の方向性を擦り合わせていきます。ときには意見が割れることも。

  • ③編集

    各スタッフから、原稿、デザイン、写真、イラストなどの素材が上がってきます。それらをチェックしながら1つの紙面にまとめていくのが編集者です。
    見やすさ、読みやすさ、わかりやすさなどを、さまざまな視点から検討していきます。

  • ④校正

    誤字脱字がないか、日本語の使い方が正しいか、書かれている内容が正しいかなどを念入りにチェックします。紙面の見た目も再確認。
    複数名で校正し、品質を徹底的に追求します。

  • ⑤完成

    印刷所で試し刷りを行い、全体の仕上がりを確認します。問題がなければ印刷、製本の工程を経て完成です。

書籍事業部 1日の仕事の流れ

  • 9:00 出社

  • 10:00~11:00 打ち合わせ

    著者やデザイナー、カメラマンなどスタッフと打ち合わせをくり返し、本の方向性を擦り合わせていきます。

  • 11:00~12:30 企画書の作成

    常に、世の中のあらゆるところから企画のネタを探しています。
    対象読者や専門家への取材、アンケートはがきや類書の分析などを通じて企画を具体化。毎月行われる企画会議に提出します。企画が採用されると制作スタートです。

  • 12:30~13:30 昼休憩

    サンシャインシティ内で食べたり、オフィス内のフリースペースで食べたり。その時々で変えています。フリースペースを利用する社員も多く、社内の交流の場になっています。

  • 13:30~15:00 編集

    各スタッフから、原稿、デザイン、写真、イラストなどの素材が上がってきます。それらをチェックしながら1つの紙面にまとめていきます。
    見やすさ、読みやすさ、わかりやすさなどを、さまざまな視点から検討していきます。

  • 15:00~16:30 校正

    誤字脱字がないか、日本語の使い方が正しいか、書かれている内容が正しいかなどを念入りにチェックします。紙面の見た目も再確認。複数名で校正し、品質を徹底的に追求します。

  • 16:30~18:00 ゲラのチェック

    原稿やデザイン、イラストなどを細かくチェック。より良い紙面づくりを追求します。時には他の編集部員に相談したり、他部署の意見を聞いたりもします。

  • 18:00 帰宅

    子どもがまだ小さいので、帰宅後はすぐに夜ご飯やお風呂の準備をします。1日でもっともばたばたする時間です。

書籍事業部Q&A

  • Q.部署の特徴を教えてください。

    A.大きく分けて、一般書編集(生活実用書、児童書など)、年度版編集(就職書や資格書など)、進行管理・印刷手配などを行う管理部門があります。新刊1点に対して編集担当者は1人ですが、部員同士や社外スタッフと協力しあって仕事を進めます。

  • Q.部署の雰囲気について教えてください。

    A.役職関係なくフランクに話せる雰囲気です。編集は個人で進める仕事が多く、時には行きづまって悩むこともあります。そんな時、上司に相談すると必ず仕事の手を止めて話を聞いてくれます。

  • Q.具体的な仕事内容を教えてください(編集部門)

    A.本ができるまでは、企画書づくりと企画会議が最初の難関。企画が通ってからも著者やスタッフとの打ち合わせや原稿チェック、デザイン検討、スケジュール管理など、様々な仕事があります。多い時には、同時に4~5点もの商品を進行させることもあります。

  • Q.どんな人が向いていると思いますか?

    A.自分で考えて、工夫しながら仕事を進めていける人。流行や、読者のニーズ、周りの空気や感情、インスピレーションに敏感な人。「さわやかなオタク」(好きなものに熱中しつつ、周りの意見にも柔軟な対応ができる人)。