アストラ製を「臨時接種」に、厚労省が了承…40歳以上
2021年07月30日 13時39分 読売新聞
2021年07月30日 13時39分 読売新聞
2021年07月30日 12時31分 読売新聞
英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン=ロイター
厚生労働省は30日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを、40歳以上を対象に、公費で接種することを決めた。感染症のまん延を防ぐため緊急的に行う「臨時接種」で、米ファイザー製、米モデルナ製に続き3番目になる。
アストラゼネカ製は、5月下旬、モデルナ製と同時に製造販売が特例承認された。冷蔵保存(2~8度)でき、既存の2ワクチンのように冷凍庫が必要ない。多くを国内で生産できる供給面の強みもある。
しかし、若い世代で接種後にごくまれに血栓ができる事例が欧州で報告されたことなどから、国内では使われてこなかった。
その後、日本脳卒中学会などが、血栓に対する治療法の手引をまとめ、安全性の見通しが高まった。既存2ワクチンの供給不足が生じ、全国知事会も7月、アストラ製の活用を求めていた。
また、同省は、すでに400万回以上使用されている米モデルナ製の臨時接種の対象年齢を、「18歳以上」から「12歳以上」に拡大することも決めた。