僕のこちらの発言について。まず、僕の今回の法的措置わりとお金かかってます。スタッフも必要です。つまり、「金がなければネットの誹謗中傷には立ち向かえないって事実になるわけです。これやれる人はほとんどいないでしょう。抑止力として「こういう捨て身もある」とどうしても話したかった。
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会話
返信先: さん
この「わりと」というのはまぁ状況によって変化するでしょうが、数百万は最低用意しないと不安でやれないくらいには金がかかるという意味です。つまり、僕のこの話は「金がなければやれない」という絶望の提示でもあるんです。実際、僕はこのタイミングまでやれませんでした。
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開示請求は空振りも多々あり、僕のような数十人数百人から攻撃を受けている場合、やるなら必ず「何人かは仕留める」必要があります。さもなければ、「あいつの法的措置は実効力がないという逆アピールになってしまうわけです。
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これがどういうことかというと、大抵の発達障害者は僕と同じ状況に陥った場合、どうにもならないということです。実際、僕が最もひどい誹謗や嫌がらせ(クライアントや出版社関係者を含みます、失われた仕事もありました)時期、僕は幾人もの弁護士に「どうにもならない」と言われました。
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僕はここで書き始めた頃、単なる非正規雇用の障害者でしかありませんでした。そして出版企画が来て「一定のPVwお出したら出版」のチャレンジブログが始まると誹謗中傷が始まりました。当時は金もなく人脈も知恵もなく、愚かな間違いもたくさん犯しました。
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正直に言いますと、この「開示請求だけして、後は裁判などせず個人情報を晒す」という民法上不法となるやり方を僕はずっとやろうか悩んでいました。開示の成功率が低くコストが高い以上、誹謗中傷側のリスクを高めるしか抑止力はないというのは事実だと思います。
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現在、僕は稼いだ金でこの「必要な人数を必ず仕留めるまで開示」をやれる資金力があります。だから、これがやれてます。でもこれ、「金がある奴は怖いぞ」って話でしかないんです。発達障害者の何パーセントにこれが出来るでしょう。1%もないと思います。3~4年前の僕のように。
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もちろん、僕は誹謗中傷にものすごく怒っています。だから「必要な数だけ仕留める」まで開示も訴訟も続けます。しかし、この「金と人脈と立場で勝つ」という手段を、発達障害者をお客様としている僕が採用することは、不誠実だと感じます。
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不法行為は行いません、なんて表現よりもっと明瞭な言い方があるので言います。僕はたかが生活や人生や未来な稼ぎなんてもののために、たかが民法上不法行為をやることが出来ないヘタレ野郎です。だから不法行為はやりません、やれません。
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僕の中に「金や人脈や立場なんてもので誹謗中傷を抑え込んで何の意味があるんだ、そんなこと発達障害者にはだいたいのところやれないじゃないか、おまえが率先して不法行為を行い、抑止力になれ」と叫ぶアスペがいます。民法なんかより、僕はこちらが正しいと思います。でもやれません。
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正直、冒頭のツイートにリスクがあるのはわかりきっていました。しかし、「金がない者にも捨て身はある」と示す必要はあると考え、ギリギリまで消さずに来ました。この「捨て身」はカネが無かった頃の僕そのものだからです。実際、本が売れなかったらやると決めていました。
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本が売れなかったら、「プロバイダの開示請求まででいい」と依頼して相手の個人情報を抜き、相手の発言とともにインターネットに晒す。これが、本が売れなかったときのプランBでした。要するに、誹謗中傷やデマと心中すると決めていました。
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はっきり言って、開示請求によるデマや誹謗の抑え込みは金と人脈と立場がある人間の特権です。要するに、金持ちしか出来ません。それ以外は泣き寝入りするしかなく、新人作家やライターなどは狙われたら相当厳しい。僕が生き残ったは運がよかっただけです。
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「この現状はおかしい」と主張するには、「これだけのリソースが必要だ」と示すしかありません。それは同時に「この程度のリソースが無い人間にはやりたい放題だ」ということになります。実際、訴訟のために100万単位の金をヒネり出せる人がどれだけいるでしょう。
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だから、僕は多少のリスクを負っても「弱者にも捨て身はある」と書きたかったんです。それは少なくとも恐ろしいものですし、抑止力になります。そして、それは実際実例があります、起きる可能性はあります。僕自身が決意していたように、人は怒りで身を捨てられます。
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これを書かなければ、「俺はカネが入って本が売れたからなんとかなった」という話にしかならない。僕は現在でも、本当に正しいのは民法上の不法行為―開示請求による個人情報晒し―による誹謗中傷側のリスク引き上げだと思っています。僕がヘタレ野郎じゃなければそうしていたでしょう。
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僕が民法上の不法行為ー開示による個人情報晒しーを行い、「金がなければこれしか手はないんだ、じゃあ誹謗やデマを受けた側はただただ泣き寝入れというのか」と世に問いたい気持ちがあります。それは大騒ぎになり、メディアも動くでしょう。未だに「やるべきだ」と僕の中のアスペは叫んでいます。
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しかし、僕は我が身可愛さにそれは出来ませんでした。クソみたいな人間です。全く誠実ではない。そのせめてもの代償として、「そのリスクはある」とだけは言わなければどうしても気が済みませんでした。それが、あのツイートを意地でも消さず維持した理由です
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開示はモノによって難度がまるで違います。だから僕は今回容易なものから難度の高いものまで緩急をつけて開示—訴訟を行うことで、誹謗中傷やデマに対して対抗しようと思っています。しかし、これで救われるのは僕だけで社会的影響力はどうしても大きくならないんです。
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「ほのめかしにならないギリギリ」を僕は狙いました。実際、「ほのめかし」と断定されるものではないと思っています。「そういうことはあり得る」といったリスク意識を、なんとかインターネットにもたらしたかったんです。だって、現実的に言えば弱者に対処法はないのですから。
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本当に納得がいかないことがあります。誹謗をされる側、特に僕のような(現在は書籍ですが)、インターネット上を仕事の場にする人間にとって、誹謗やデマは人生を揺るがすものです。では、何故誹謗をする側はそうそう人生を揺るがすような事態にならないのでしょう?
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刑事まで持っていければまた別かもしれませんが(むろん、今回も和解に至らなかったものは刑事との両建てを全て狙います)、民事では相手のダメージは致命的になることは稀です。相手に金がなければ何も取れません。つまり、開示請求からの訴訟は余程の資金量でやらなければ自己満足とすらいえるのです
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この「誹謗する側」と「される側」のリスクの不釣り合い、そして全く進まない開示の法整備。人も死にましたよね。総務省がやっていると聞いて期待していましたが、未だに開示の成功率がクソ低い場所はあります。これに僕は心底納得がいきません。「される側」は時に人生が懸かるのです。
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僕は今回「余程の資金量」でやります。何人かは必ず仕留めます。しかし、未だに僕は「これは正しいやり方ではない」と感じます。自ら民事上の不法行為を犯し、人生を投げ込んで社会に対して異議申し立てをする。それがやるべきことだと感じます。しかし、やれません。
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我が身可愛さに意地も通せないクズなりに、精いっぱいのリスクを取り、「誹謗中傷にはリスクがある、弱者にも捨て身はある」と示したかったのです。ですが、「恐喝野郎」にされてしまってはそこでこの試みの意味はなくなります。意地が張れませんでした。申し訳ありません。
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かつて、「青い芝の会」は刑法すら恐れず極めて過激な反差別運動を行い、障害者をバスに乗れるようにしました。しかし、借金玉は障害者や社会的弱者のみなさまにこれだけ稼がせていただいておきながら、たかが民法上の不法行為すら犯せないのです。申し訳ありません。このツリーのトップが限度でした。
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僕は幸いに金を稼ぎました。しかし、これからまた活動する障害者の中には誹謗の嵐に巻き込まれる者が出るでしょう。対抗策はほぼありません。「借金玉みたいにベストセラー出して稼げばいい」とかそういうのです。法の正しさを語る者にいいたい、「じゃあどうしろってんだ!」
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じゃあどうしろってんだよ。
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