3Dセキュア認証支援サービス
3Dセキュアについて
3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード番号・有効期限以外に各クレジットカード会社から発行されたインターネット専用のID・パスワードを購入者様が入力しクレジットカード決済を行う仕組みです。 現在では、「VISA」「MASTER」「JCB」「AMEX」の4ブランドが採用しています。
- ※ブランドごとに異なる名称ですが、総称して「3Dセキュア」と呼ばれています。
不正利用とチャージバックについて
カードホルダー以外の第三者が本人になりすまし、商品を購入することを不正利用と呼びます。
不正利用と判明した時点で、クレジットカード会社はチャージバック※を起こします。
- ※チャージバックとは?
カードホルダーが不正利用等により利用代金の決済に同意しない場合に、クレジットカード会社が加盟店様に対して支払いを拒絶すること。
チャージバックが発生した場合、イプシロン決済サービス利用約款(クレジットカード決済関連)第9条に基づき、該当取引の売上金をお支払いすることができません。
また、すでにイプシロンと加盟店様にて精算が終了している場合や、直近のお振込み分より相殺できない場合には、イプシロンに該当金額をご返金いただく必要があります。
よって、加盟店様は、商品を発送(サービスを提供)したにも関わらず、その売上金が入金されないという状況となります。
なぜ3Dセキュアが必要なのか?
盗難にあったクレジットカードや偽造クレジットカードによる不正利用が増加しており、それらを未然に防ぐため、本人しか知り得ないパスワードを入力する3Dセキュアが有効となります。
3Dセキュアのメリット
- ・クレジットカードの本人確認を行うため不正利用を抑制することができる
- ・なりすましの防止や本人確認などにかかる、加盟店側での各種作業を軽減できる
- ・セキュリティ面に注意を払っているショップであることを購入者にアピールできる
- ・不正利用の発生が完全になくなるわけではないが、チャージバックが起きても加盟店負担とならないことがある
3Dセキュア導入後、チャージバックが加盟店様負担とならない場合
加盟店様負担の有無についての確認方法
管理画面にログイン > 取引の確認・変更 > 決済状況の確認から、決済を確認します。
3DS認証状況欄が「本人認証対応/OK」もしくは「本人認証対応/未認証」となっていれば、
チャージバックが加盟店様負担となることはありません。(金額変更をされた場合は、「利用なし」に変更になります。)
ただし、不正利用が多発した場合には、加盟店様負担になることがあります。
クレジットカード本人認証サービス規約(JCB加盟店用)第7条
イプシロンでの表記 / 3DS認証状況 | ”不正利用”を理由としたチャージバック |
---|---|
本人認証対応 / OK | 発生しない (ただし不正利用が多発した場合は発生する可能性もあり) |
本人認証対応 / 未認証 | |
利用なし | 発生する |
3Dセキュア利用可能なクレジットカードブランドについて
VISA | MASTER | JCB | AMEX | DINERS |
---|---|---|---|---|
3Dセキュア対象 ※パスワードの登録有無にかかわらず決済可能 パスワードが登録されている場合のみ「本人認証」を行う。 |
3Dセキュア対象外 ※決済は可能 |
注意事項
3Dセキュア対応ブランドについて
VISA/MASTER/JCB/AMEXブランドが対応しています。
その他のクレジットカードブランドにつきましては、本人認証が行われない通常の取引となります。
ガラケー(フィーチャーフォン)対応について
3Dセキュア認証支援サービスはガラケー(フィーチャーフォン)からはお取引ができません。
3Dセキュア解約時の対応について
- ・3Dセキュア認証支援サービスの利用停止日は、イプシロンにて解約を受付した日の翌々月3営業日もしくは6日のどちらか早い日となります。
- ・クレジットカード会社からの要請で3Dセキュア認証支援サービスを導入いただいた場合、解約はできません。
- ・3Dセキュア認証支援サービスの解約にはクレジットカード会社の審査が必要となります。審査結果によっては、一部のクレジットカードブランドがご利用停止となる場合がございます。
3Dセキュアの金額変更後の留意点について
- ・3Dセキュアを利用した決済を金額変更した場合、3Dセキュアを利用しない決済となります。そのため、後日カード会社より不正利用などでチャージバックの連絡を受けた場合、受入せざるを得ないことがございます。