964 ターボ エンジンOH
カムチェーンの分解
ヘッドを分解すると、
2番シリンダーのヘッドボルトが折れていた部分のG/Kが吹き抜けています。
これが空冷ポルシェのヘッドボルト折れの怖さです。
普通に乗っているだけでも時間が経つとこのような状態になります。
この状態で全開走行などしたらまずアウトです。
販売から22年 ノーOHの車両だと 無理もないです。
でも、腰下部分は、メタルの痛みもなく綺麗な状態を維持しているのは、さすがポルシェです。
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964ターボ エンジンOH。
まずは、お決まりのようにタービンのフランジナットがナットの形をしていません。
本当は、14mmですが、、すでに丸くてわからない状態。
フランジなどは、こんな感じでもう、、ボルトではありません。
これらを外すのが大変です。
EXマニを外すと EXバルブは、バルブガイドから漏れたオイルがいっぱいでオイル下がり状態です。
タペットカバーを開けると、、、、、
2番シリンダーのヘッドボルトがご覧のように折れていました、、、、
これは、ちょっと予想外の展開なので中のシリンダーの状態が心配です。
こちらは、ロッカーアーム。
傷などは、ありませんがオイルスラッジが結構付いています。
今日は、ここまで。