ジャパンライフ元社長が無罪主張 東京地裁で初公判

磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、元本保証を約束するなどし、1億1428万円を集めたとして、出資法違反罪に問われた元社長、山口ひろみ被告(49)の初公判が28日、東京地裁(浅香竜太裁判長)で開かれた。被告は預託事業について「具体的な内容を知らなかった」と無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で、山口被告は、父で元会長の山口隆祥被告(79)=詐欺罪で起訴=の指示を受け、同社のイベントで預託事業の説明をするなどして客から資金を集め、毎月約330万円の報酬を受けたと指摘した。

起訴状によると、隆祥被告らと共謀し、2017年11~12月に元本保証と配当金支払いを約束し、23人から資金を集めたとしている。〔共同〕

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