7/7追記等の配置を変更しています
7/6追記内容は記事最後にあります

*皆さままめこブログやTwitter、そしてここで沢山のご協力とご意見のコメントをありがとうございます。

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今回だけ、少し重たい内容になりますが、よかったら読んでいただいて、

その上で意見メールを環境省動物愛護室(moe@env.go.jp)へ出してほしいと思い記事にしました。
姉吉クオリティなので、話が長くて・・・すみません。

【シンバの話】
先にシンバの話を書きます。
真実が確かめられないので、すべて想像の話になります。
私たちはお医者さんたちの話やシンバの普段の行動から、シンバは多分どこかのブリーダーで繁殖猫として飼育されていたのだと考えています。
でも、そのブリーダーは多分きちんとした業者ではないと思っています。
もしきちんとしたブリーダーなら、雑に処理された背中の傷口はなかったはずだし、傷口まわりに毛玉がこびりついたままなはずないし、傷回りを毛繕いをしすぎて脱毛・皮膚病になることはなかっただろうし、外傷のせいで左目の視力を失うこともなかったはずですから。
1
普通に飼育していたなら、皮膚病になる前や目のケガに気付いて、病院に連れていきますよね。毛玉も処理しますよね。
下半身の筋肉がほとんどなくて、上下運動が苦手で、背骨も首と腰の2か所に異常があります。
今でこそおもちゃで遊びますが、来たばかりのころシンバはずっと寝てばかりでほとんど動きませんでした。
動いて遊ぶことを知らないのかなと思いました。

ただ、シンバはもういいんです。今はまめきち家にいて、ご飯もいっぱい食べておもちゃで遊んで、のんびり過ごしているので。
シンバみたいな動物がこれ以上増えないために、皆さまにも協力をお願いしたいと思って書きました。

【ざっくり概要】
動物愛護法改正に伴って、ブリーダーなどへの飼育環境等チェック項目を「数値規制」でまとめることになりました。
具体的な数値があれば、悪質な業者などを分かりやすく取り締まれるからです。
今までは具体案がないから言い逃れされたりして、指導員の方も困っていたそうです。
ただその数値規制を決めるにあたって、もちろん利益を追求する団体も存在していて、自分たちが飼育しやすいような意見を出しています。
その中で今目立って話題になっているのが飼育ケージのサイズです。
動物にとってはとても窮屈な環境なサイズが試案としてあがっています
縦のサイズ=体高×1.3 横のサイズ体高×1.1
一見足りてるように思いますよね。
でも動物の体高は背中までの高さで、頭やしっぽを含めたサイズではないのです。
繁殖目的で飼育される動物はそのケージでほぼ一生を過ごすと思われます。
7月10日に検討会があり、そこで素案が決まるといわれています。
今他の案をあげなければ、この試案が採用されてしまう可能性があります。

【何をしてほしい?】
環境省動物愛護室へ意見メールを送ってくれませんか?
文章作成が煩わしい場合は以下内容についてお名前を入れたうえでコピペでも大丈夫です。

【送り先と内容】
《宛先》moe@env.go.jp(環境省動物愛護室)
《件名》動物愛護管理法数値規制についての意見
《内容》 ■■部分だけご自身の情報に書き換えをお願いします
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環境省総務課 動物愛護管理室
室長 長田啓様

初めまして、■■■■と申します。
犬猫適正飼養推進協議会などのペット業界団体から現状よりも低い水準の数値規制の試案が示されました。
ペット業界の利益至上主義で定められることのないよう、また適正に指導するための国際的な動物福祉にかなった数値規制の導入をお願い致します。
ペットショップの繁殖用として強いられている犬や猫に、せめて良い環境を与えられる数値が決まるよう、ご尽力賜れますと幸いです。
日本は先進国をみてもかなり動物愛護法が遅れています。
議連案をベースに以下の数値規制を要望致します。
・ケージの床材は金網・スノコ厳禁 
・ゲージの大きさは小型犬に対し最低2平方メートル確保(猫は上下運動が可能な大きさ) 
・出産は生涯で最大5回まで 
・獣医による帝王切開1回まで 
(ただし母子生命に関わる場合は1回に限定しない)
・従業員数10頭につき1名 
・ブリーダーの免許義務化 
・ブリーダーの定年制 
・抜き打ち立入検査実施 
・飼育エリア防犯カメラ設置 
・定期検診及び病気ケガに対し治療義務 
・適正な食事運動確保 
・飼育環境の衛生管理義務 
・繁殖犬猫の引退後について安全な受入先確保

日本が世界に誇れる動物愛護先進国となるよう
ぜひとも宜しくお願い申し上げます。
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(こちらの文章は拡散されている方のものを引用&コメント欄からのアドバイスを踏まえ作成しています)
親切な方がメール自動作成のリンクを教えてくれました。最低限の文章と、数値規制の具体例が自動で入力されます。こちらもご利用下さい。

7/10に検討会があります。スケジュール的に最後なのではと言われています。
もしご協力いただけるなら、前日の7/9までにお送り下さるとうれしいです。
ぼーっと生きてたので気付くのが遅く、急いでいて乱文の上短くまとめられずすみません。
どうぞよろしくお願いします。

*この記事作成にあたって以下のサイトやSNSを参考にさせていただきました。
http://www.eva.or.jp/
https://www.instagram.com/hana_matsushima_animal/?igshid=1x1obaw1dngqa
https://be-naturalyoga.amebaownd.com/posts/8648964/
https://ameblo.jp/ajuranran/entry-12577407484.html

<7/6追記分>
例文メールについてアドバイスをいただき修正しました。
ひとつ、私個人に関して言いますと、すべてのブリーダーさんが悪とは思いません。
二つ目に、この記事を読んでメールをする、しないは自由です。皆さまの考えに基づいて行動してください。
ただ知っていて選ぶことと、知らないことは違うと思うので記事にしました。
もし迷った方はコメント欄を覗いていただければ、参考になると思います!

参考にさせていただいたブログからの引用になりますが、元データや海外ブリーダーの各数値が知りたい方は以下からご確認ください。(以下内容の元ブログ様はこちら/2月の記事です)
・小さいといわれているケージサイズはいつ提示されたものか?
 ⇨第53回動物愛護部会にて犬猫適正飼育推進協議会が提出しています(資料12P
参考値として出したこちらの協議会は、ペットフードの会社や獣医師会から構成されています。
・海外のデータを見てから、意見メールの内容を変えたい
 ⇨海外の政府における飼養に関する定量的基準等の一覧
・このメールの意味はあるの?
 ⇨本当はもっと前に各協会さんが署名活動を行っていました。
そこできちんと反応できていたらなと後悔しています。7月10日にある検討会がスケジュール上ではかなり後半になるため、今何か起こせるアクションは?と考えて、私はメールしました。

この記事を見てくれた全ての方、すぐに反応して意見メールを送って下さった方、違う立場からコメントで意見を下さった方、そのほかの考え方や行動を提示して下さった方、皆さまありがとうございます。
時間を使って、その方なりの行動を起こしてくれている事に感謝します。
<追記ここまで>