開会式
今回登場するオリンピックリングスには、1964年の大会のレガシーが受け継がれています。前回の東京1964オリンピックで、各国選手団が持ちよった種から育てた木の間伐材が使われているのです。デザインは、日本の伝統工芸である寄せ木細工をイメージしています。
さらに舞台となる国立競技場にも47都道府県の間伐材が活用されています。木の恵みと共に暮らしてきた日本の木工技術の素晴らしさ、それを担う江戸の大工職人たちに光を当てたパフォーマンスが繰り広げられます。そして日本各地はもちろん、世界の様々なカルチャーが一緒にこの地を踏みしめながら、リズムを重ねていきます。2度目の東京大会が目指す「多様性と調和」の響きをぜひ感じ取ってください。