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添付文書上、タンニン酸を含有する食品は併用注意です。
【参考情報】
鉄剤服用に際し、緑茶、コーヒー等のタンニン酸を含有する飲料を摂取した場合、タンニン酸と鉄が高分子鉄キレートを形成することが報告されている。
フェロミアにおいては、in vitro試験ではタンニン酸を含有する食品による吸収阻害は報告されておらず、影響しなかったとの臨床報告がされているが、in vitro試験での検討において高分子鉄キレートを形成した報告があるため、相互作用の併用注意に記載している。
硫酸第一鉄製剤では、鉄剤とタンニン酸または緑茶を同時に服用したところ、鉄吸収率はタンニン酸で約1/2、緑茶で2/3に低下したとの臨床報告がある。フェロミアでは、in vitroでクエン酸第一鉄ナトリウムとタンニン酸を混合し分子量10,000以下を限外ろ過した結果、4時間で約45%、24時間で約50%の高分子キレートを形成したとの報告がある。
→対処法
フェロミアでは、in vitroにおいてタンニン酸と高分子キレートを形成することが報告されているが、臨床では緑茶、コーヒー等のタンニン酸を含有する飲料で服用しても貧血の改善効果に影響はなかったと報告されているため、タンニン酸を含有する飲料による服用での臨床上の影響はほとんどないと思われる。
【引用】
1)フェロミア錠50mg・顆粒8.3%添付文書 2014年6月改訂(第11版)【使用上の注意】3.相互作用
2)鉄欠乏性貧血治療剤フェロミア処方に関するQ&A(FEA0140GKE)
3)渡辺晃伸ら:内科、21(1)、149(1968)[FEA-0136]
4)久保田―雄ら:日本老年医学会雑誌、27(5)、555(1990)[FEA-0083]
5)三田村民雄ら:日本産婦人科学会雑誌、41(6)、688(1989)[FEA-0068]
6)溝口秀昭ら:診療と新薬、26(3)、1373(1989)[FEA-0070]
7)下薗拓郎ら:新薬と臨床、37(6)、1030(1988)[FEA-0051]
8)原田契一:日本薬剤師会雑誌、38,1145(1986)[FEA-0035]
【更新年月】
2019年2月