# 何種類くらいの天ぷらが乗っかっていればそれは天丼と呼ばれるようになるのでしょうか、仮に海老のてんぷら一本だとしてもそれはてんぷらなのでしょうか |
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小学生男子のシールを貼る時の配置センスは壊滅的 |
今さっき台所へ行ったら、妹がエプロンもせず派手なショッキングピンクの服を着たまま、何やら雑誌を広げて料理を始めようとしていました。
普段料理はおろか家事の一つもしない妹なのですが、何の風の吹き回しか、母親が留守なので誰の力を借りるでもなく晩飯のワンメニューを作ろうと試みているようでした。非常に不安です。 さて昨日は、一昨日に引き続き昼過ぎくらいに愛し合っていた布団に別れを告げて起き上がり、ほとんど寝巻きのまんまでコンビニにコピーをとりにいっていました。 出かける直前に、そういうば原付の保険の更新手続きを済ませたので、また新たにナンバープレートにステッカーを貼らなくてはいけないことを思い出し、ビックリマンシールくらいの大きさのステッカーを左手の人差し指と親指で挟んで家を出ました。 その10秒後には僕の左手からステッカーが姿を消していました。 十数年ぶりにお漏らししてまうかと思いました。しかも家の目の前で。 意識はなかったものの、恐らく寝起きの僕の握力は相当なところまで衰弱しきっていたのでしょう。 己の気付かぬまにステッカーはするりとその力の抜けた指の間からすり抜け、恐らく風に飛ばされてしまったものだと推測されました。 とはいえココはマンションの四階。 風に飛ばされどこかへ姿をくらまそうものなら再び対面するのは困難を極めます。 泣きそうになりながら周囲一帯をくまなく探していると、なんと外へとつながる廊下の、わずか五センチ程の幅しかない柵の上に見事に滑り込みギリギリで乗っかっているところを発見しました。 「みんなのゴルフ」で難しいコースから見事にグリーンに乗った時よりも気持ち良かったです。 その後、なんとか無事再会できたステッカーを、今度はしっかりと三本の指で挟んで、原付の置いてある地下駐輪所へ。 するとその駐輪所のすぐ横で、恐らく5歳くらいの、会話の内容から、今日初めて家から少し離れたところにあるピアノ教室に自転車に乗って一人で行くのであろう男の子と、その男の子にマンションの3階のベランダから身を乗り出して、そのピアノ教室への道順を大声で説明する若いお母さんのやり取りを目撃しました。 男の子はどうやら慣れない一人での遠出に、初めてのおつかいばりに不安を抱いているらしく、 「どこー?」 「わからない!」 を連発し、一向に動き出そうとしません。 それに対してお母さんは、ピアノ教室が始まる時間が迫っているのか、若干焦ってイラついているような感じで、基本的には優しい感じの標準語で喋りはるんですが、ちょっと語気が荒くなった時なんかは若干関西弁が混ざっていたような気もしました。 結局僕がステッカーを貼ったり色々作業をしている間、ずっとそのロミオとジュリエットみたいな立ち位置でのやり取りを続け、しまいには僕が原付で走り去ってもなお続けていたので、もうお母さん最初くらいは一緒に行ってあげたらええがな、と思いながらも原付で風を切りました。 でもああいう何気ない日常の風景の切り取りみたいな場面に遭遇できるとなんか嬉しいです。和やかな気分にさせられます。 コンビニで無事にコピーをとり終え、夕方からは卒業間近のサークルの四回生の先輩の自宅に招いていただいて、皆でたこ焼きを作って食らいました。 なんでも卒業前に一回生とゆっくり話をする機会が欲しかったとの嬉しい言葉をかけていただいたらしく、僕自身卒業を目前にしてたくさんの四回生の諸先輩達とゆっくり言葉を交わすことができて大変楽しかったです。 そしてその先輩の家には、一歳ほどになる雄のウサギがいるんですが、コレがまた非常に愛らしいんです。 あまり人に慣れてないのか、人の方へはあまり寄ってこず、部屋の中を縦横無尽にチョコチョコと走り回って、たまに垂れ流しになっているテレビの前で身体を立ち上げて釘付けになってるんです。僕はもうウサギに釘付けです。 なんとかして戯れることができないかと、何度も背後からの捕獲を試みたのですが、俺が身体をわずかに揺らした初動と同時に凄まじい速さで逃げられてしまい、一兎しか追ってないのに一兎も得ることはできませんでした。 そんなすれ違いの戯れをしているうちに、昨日のおかんのせいで若干冷めていたペット熱がふつふつと再発してきたので、また地元のペットショップに立ち寄って、熊のように可愛いペットアドバイザーのむらかみさんと戯れたいと思います。 |
大根は意外と多彩でポテンシャルも高いと思う |
今日は一日を通して大した予定もない暇な一日でした。
こんなに家の中にゆっくり過ごせたのはものすごく久々な気がします。 音楽をかけながら、買ってきた雑誌を読みながら、新しく買ってきたニュー耳かき棒を刃で削ってやすりでこすってジャストサイズにフィットさせて耳かきをしながら、たこわさを食べながら、杏露酒を飲みながら、絵を描きながら、日記も書いたりしてるわけです。良い夜です。 特に予定もないので、ダラダラと昼過ぎまで布団にくるまって、目覚めてからノロノロと洗面台へ行って鏡を見てみると、僕側から見て左側の前歯が少しだけ欠けていました。 歯が欠けるほどの衝撃や負荷をかけた覚えは一切なかったのですが、目の前で鏡にその事実を叩きつけられてしまっているので受け入れる他ないわけです。 大して目立つものでもないし、そこまで気にも留めていないのですが、若干舌にひっかかる感じがして痛いです。 そんな感じでダラダラしていると、どこぞに買い物に行ったのであろう母親と妹から電話がかかってきました。 なんでも、妹の部屋に置く、本立てのようなものを買うので、それを設置できるだけのスペースがあるのかどうかサイズを測って欲しい、とのことで、何年かぶりに妹の部屋への単独潜入を許可付きで試みました。 別に面白みも何もない普通の部屋で、多少肩すかしをくらったのですが、机の上に表紙がドドンと見えるようにセッティングされてあった、大きな大根の写真の上に、ひらがなで「だいこん」と銘打たれた雑誌に非常に興味を惹かれました。 よく見てみると、全国のシダ●クス系列のお店で無料配布されてあるフリーペーパー的立ち位置の、大根のことだけを特集した雑誌でした。 なんでこんなものが現役女子高生の部屋に置いてあるのかということよりも、単純にその雑誌にどんなことが書かれてあるのかが気になって仕方がなくなり、良くないこととは知りつつ、ついつい手にとってしばらく読んでしまいました。 ページを開くと、全国大根ご当地MAPや、「大根の取扱」と銘打たれた特集、また世界で一番細い大根と太い大根の比較記事、旬の大根を無駄なく上手に調理した大根料理、しまいには刺身のツマを最も効率よく作ることのできる巨大ツマ製造機の特集記事まで組まれていました。 確かにコレ一冊で大根のことを無駄なくらいまでに知ることはできるものの、一体コレを読んで誰が喜ぶねんというような雑誌でした。 でも冷静に考えてみると、表紙が見えるように机の上にセッティングするほど喜んでいる人間が我がの身内にいるこということに気付き、すぐさま悲しくなりました。 スペースのサイズも測り終わり、夕方からは地元の友人と二人で地元のペットショップへ行ってきました。 というのも、少し前からその友人に、自らが飼っているセキセイインコがいかに可愛いかということを2,3時間程力説され続け、半ば洗脳のような形で、 「あ、でも確かにずっと部屋に一人で閉じこもりっきりでちょっぴり寂しいし、部屋に何か小動物的な癒されるペットがいても良いかも」 と、一人暮らし一年目のOLのような思考回路になってしまっている僕がいて、可愛いうえに手間やコストもさほどかからず、部屋で買うのには丁度良いとあまりに迫られたので、とりあえずものは試しにと実物を見るためにペットショップへと向かったのです。 そしていざペットショップで生まれてまだ一月も経っていないという雛鳥のセキセイインコと対面。 メチャクチャ可愛いやないか。なんやそのプクーッとさせた顔は。 そのあまりに愛らしさに完全に心を奪われてしまい、ペットショップにいた、こちらもまた熊さんのように可愛らしいペットアドバイザーのむらかみさんに、先を見越しての飼ってからのことなんかを色々聞いて、ものすごく前向きに飼うことを検討している客の感じを醸し出していました。 頭の中では、すでに雛鳥の頃から懸命に世話をしてなついたセキセイインコちゃんがチュチュチュチュ言いながら僕の肩の上にとまって、クラシック音楽でもかけながらコーヒーカップを傾ける優雅な日曜日の午後がぼんやりと浮かんできていて、これはもう飼おうと決心して、一応の確認のためにと母親に電話をしてみました。すると、 「やめて!!鳥なんて!!鳥なんて怖いわ!お父さんも鳥嫌いやしお母さんも鳥嫌い!ゆりちゃん(妹)も嫌いやて言うてるわ!!臭いもするし部屋に行ったらそれがおるんでしょ!?考えられへん!やめて!!そんなのは一人暮らしになってからにして!!とにかくうちは皆鳥が嫌いなの!!動物なんて絶対ダメ!!わかった!?」 と、最後になって初めて問いを投げかけてきたと思ったら、こちらがその問いに対する返答を出す前に向こうから電話を切られてしまいました。どないやねん…。 僕以外の家族全員が鳥が苦手だったことと、電話越しにひくぐらいにヒステリックになっている母親に衝撃を受けてしまい、なんだか自分の中で盛り上がっていたテンションが急激に冷めてしまいました。 何よりその母親のあまりのヒステリックぶりに横で電話を聞いていた友人がひいてしまっていて、せっかく付き添いで来てくれてるのになんか変な雰囲気になってしまったことが心苦しかったです。 そんな状況になってしまい、名残惜しく可愛いセキセイインコ達に別れを告げ、帰り際に、コチョコチョと仕事をしていたペットアドバイザーのむらかみさんもやっぱり結構可愛いなと思った、そんな日曜日でした。 |
新品のノートや手帳に、一発目何かを書く時ってちょっと緊張して手が震える |
最近、車好きの先輩が教習所へ通って普通自動車の運転免許の取得に励んではるんですが、ことあるごとに、実習の経過をメールで楽しそうに報告してきはるのが、「あーものすごい楽しいんやろなあ…」となんだか微笑ましくて可愛げを感じてしまっている僕です、皆さんこんばんは。
今日は、夕方からのバイトまでの間、入学式でこんな僕に声をかけてくれた救世主である爽やかイケメンと二人でお出かけしていました。 メチャクチャイケメンの彼氏を持った女の子って、デートの時こんな気分なんかなと疑似体験さながらで感情移入しながら歩いていると、向こうから同年代くらいの男性二人が歩いてきました。 するとすれ違いざまに、爽やかイケメンと、向こうの二人のうちの片方が声を合わせるように 「おお!久しぶり!」 と歓声を上げながら肩を組み合い始めました。 聞けば二人は中学時代の同級生なんだそうです。 友人なんかと一緒に街を歩いていると、そこそこの確率で引き起こるこのイベントですが、未だに僕はこういうシチュエーションでの正しいリアクションの取り方というものを掴み切れていません。 爽やかーに、 「あ、友達?初めまして、○○の友人のゆーたです」 と言えれば好印象だし良いんでしょうが、そんな洒落た真似はできないので、いつも僕は先へ進みたそうにしながら首だけ半分後ろに向けて、気持ちの悪い半笑いを浮かべることしかできないのです。 しかも一番タチが悪いのが、今回のように、その向こう側のもう一人の人間も、僕と同じようなまったく無関係の人間だった場合。 その人と変に目なんかが合ってしまった時なんかにはもう、仲間意識を通り越してなんかちょっと好きになってしまいそうになります。 多分あの時の感じならば、そのまま二人でファミレスへ言って2,3時間くらいはドリンクバーだけでもつような気がします。 まあ僕自身道端で偶然同級生に再会すれば、連れのことなんかほったらかしにしてテンションと奇声を上げるので、気持ちはわからなくはないんですが、とにかくものすごい気まずかったです。 でも二人で買い食いしたロシアピロシキはむちゃくちゃ美味しかったです。 そして、一種の気分転換的なことでもあるんですが、新しい手帳を買いました。 昨年の四月頃から使ってた手帳がもうほとんど埋まってきて役目を終え始めたので世代交代というわけです。 まっさらな手帳良いですね。ワクワクします。 使い古した手帳も味が出ててなんか良いです。捨てずにとっておこうと思います。 たまーにこう手帳の昔の予定んとこを読み返してると、その時のことが鮮明に蘇ってきて楽しいんです。 今からまた一年後くらいにそうやって思えるようなボロボロできったない手帳を今日から作っていこうと思います。 |
外国の方が「みそしる」と発音するのを聞くと、なんだか可愛げを感じてしまいます |
一ヶ月程前に出演したファッションショーで着ていた衣装を、今日デザイナーの方からいただきました。
全部で八着ある全身タイツとクモのカバンのうち、二着のタイツが学校側からの買取が決定しているものの、その他のものは自分で持っているよりも、喜んでくれる人にもらって欲しいとのデザイナーさんの意向で、ありがたいことに頂戴する次第になりました。やった! 短い間であったとはいえ、コイツを着て踊っていたので愛着も沸いていて、お別れが寂しかったのですが、コレでいつでもコイツを抱きしめることができます。部屋に飾ろうと思います。 深夜に無性にテンションが上がった時なんかは、バチッとタイツを着て鏡の前に立ってポーズの一つでも決めようと思います。 さて、そんなわけで本日明朝に、現地二泊に渡る長野県はサンアルピナ鹿島槍スキー場での旅行から帰宅してきました。 今までのスノボ旅行にないくらいに、帰宅してからの身体の調子が良好です。不思議と痛みやだるさの類が一切ないんです。齢19にしてやっと本調子になってきたんでしょうか。 天候の方も、三日目にメチャクチャ良い天気だったのが昼前くらいから急激に大雪に変わったことくらいで、基本的には丁度良い感じの滑走日和で、今シーズンのラストを飾るにふさわしい旅行でした。楽しかったです。 丁度去年の二月頃に一度訪れていたゲレンデだったので、レストランなんかの見知った施設が多数あったのですが、そのレストランに以前はなかった「ステーキ丼」というメニューが、ちょっと割高なんですがとても美味しくてそいつを食べることと、またそのレストランに住み込みで働いていると思われる多数の外国人の店員さんと些細なコミュニケーションをとることが、この旅行中スノボ以外でのささやかな楽しみでもありました。 そんな旅行中、僕のケータイが震えてその到着を教えてくれるメールの八割が、親父からのメールでした。 普段別に特筆するほど親父とメールをしたりしないんですが、なぜかこの旅行中に限って親父からのメールがハンパやなかったです。 受信メールボックスに親父の名前が羅列されまくっているのはなかなかに圧巻で気分の悪いものです。 そんな中でもちょっと印象深かったのが、その時丁度名古屋へ出張中であった親父から、 「名古屋土産の生ういろういらんか?友達の下宿でたべないか?栗入りで美味しいぞ」 というメールが来ました。 なんか僕が下宿してる友達の家にメチャクチャ入り浸ってるみたいな言い回しが若干癪に障りました。 しかし息子を気遣って土産を買ってくれようとしていたので、 「欲しいです」 とストレートに素直な気持ちをメールに乗せて親父へ届けました。 すると、 「了解 今夜持って帰ります。す」 というメールが返ってきて、一瞬ケータイを雪山に投げつけたろかと思いました。 我ながらなかなかに可愛げのある親父です。 それ以来、僕の頭の中から生ういろうのことは完全に失念されていたんですが、今朝家に帰ってきたら、机の上に無造作にものすごく食べにくそうな形で梱包された生ういろうが無造作に置かれてありました。 親父、ありがとう。 |