特定外来生物の解説
写真はキョクトウサソリ科の一種
- 和名
- キョクトウサソリ科の全種
- 科名
- キョクトウサソリ (Buthidae)
- 学名
- 英語名
- Any species of the family Buthidae
- 原産地
- アフリカ、中米、アジアなどに広く分布する
- 特徴
- 尾端に毒針があり、アルファ-サソリ毒、ティティウストキシン等のサソリ毒を有しており、刺傷により人体・生命に影響する程の猛毒を有する種も多い。
- 定着実績
- 未定着。
- 被害状況
- ■人の生命又は身体に関わる被害
- メキシコ、北アフリカなどで、サソリ刺傷での死亡者が多い。
- キョクトウサソリ科に属する、Androctonus属、Buthus属、Buthacus属、Centruroides属、Hottentotta属、Leiurus属、Parabuthus属、Mesobuthus属、Rhopalurus属、Tityus属などには、人体への強い影響がある毒を有するサソリが含まれている。
- 取扱い上の注意
- 尾端に毒針があり、アルファ-サソリ毒、ティティウストキシン等のサソリ毒を有している。刺傷により人体・生命に影響する程の猛毒を有する種も多い。メキシコ、北アフリカなどで、サソリ刺傷での死亡者が多い。猛毒のサソリがペットショップ、インターネットなどで販売されており、多くの飼育個体は、野生個体の採集個体である。輸入はアメリカ、ヨーロッパを経由することが多い。
- 備考
- 過去5年以内に国内でペットとして49種のサソリの流通が確認されていた(sp.等含む)。キョクトウサソリ科では、Androctonus、Centruroides、Hottentotta、Parabuthusの輸入量が多かった。他にも、 猛毒のサソリがペットショップ、インターネットなどで販売されており、多くの飼育個体は、野生個体の採集個体である。輸入はアメリカ、ヨーロッパを経由されることが多い。
※ 通称につきましては、必ずしも正確なものではない可能性もありますので、ご注意ください。
※ 被害状況につきましては、代表的な事例を挙げています。