2021-07-23

日本一ソフトウェア絶対に許さない。死んでも許さない。(追記

オリジナル日本語版が出て時間が経ってからリリースから流出避けのために資料を絞ってるわけではないだろうになぜこんなに誤訳が多い……

引用はすべてスーパーダンガンロンパ2とdanganronpa2より)

軽微な事柄

「(前略)必要以上に勢い良くボタンを叩いた。」

"(前略)vigorously slammed the button more times than he needed to."

砂漠オアシスのようなさわやかな誤訳しか日本一ソフトウェアが免罪されるわけではない。

良くない

「斬新なローションプレイだね!じゃ、脱いでおいたほうがいいかな?」

"Ooooh, fresh coconut lotion! Would it be better if I take off my clothes first?"

ココナッツの汁をローションとして使うことが斬新だと言ってるのに英語版ではココナッツ汁が新鮮ということになっている。

かに採りたて新鮮だがそういうことを言ってるんじゃない。

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「嫌な手だな…」

"I wouldn't want to get punched by those hands..."

彼の言葉は手に対するものに見えるが実質は直前の相手発言への呆れというかツッコミというかだろう。

しか英語版ではその発言同意or黙認していることになり意味が違ってくる。

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「ほら、醜い顔だよね… 」

"Look, he has such a horrible expression on his face, don'tcha think...?"

心をぞわぞわさせるどぎつくて悪意あるセリフがごく普通描写になっている。

直訳してくれてればよかったのに。

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「チッ、細かいヤローだ…!」

"Tch! Nosy bitch...!"

かいヤロー呼ばわりされているのは彼の会話相手(男)でありbitch(女)ではない。

かに女子話題は出てくるが、このシーンで細かいといえるとしたら男の方である

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『けど…全国から優秀な学生だけを集めた学園なんだろ?』

"But...it's an academy that recruits only exceptional students from around the world, right?"

辞書を引かないのだろうか。

全体的に日本語がよくわかっていない訳が多い。

ひどい


「おいっ、何をしているっ!」「やめろっ!!」

"What the hell!? What going on here!?" "Th-This is...!"

有能で状況を正しく把握していた彼だが英語版ではとろい間抜け

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「なんだよ…オメーもあの窓が気になんのか?」

"What...? Are you still thinkin' about that window?"

なにをどうやったらこんな訳になってしまうのか見当もつかない。

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「なんだぁ…使えない…」

"Aww...how useless..."

原文は話し相手無能呼ばわりしているが、英語版ではそれ(物)は壊れているか使用できないという意味のようだ。

意味も印象も全然違う。

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「このふとどき者っ!わたくしはそんなに膝の軽い女ではありません!」

"Imbecile! I am not some woman with flexible legs!"

「惜しい!もう少し上です。」

"O-O-Of course you're not! You're much classier than

that."

「けど…速く走れそうだな。」

"With legs like those, I could prolly do the splits real easy."

英語版はflexible legsなるドンピシャ言い回しがありながら活用(ancleでもhipでもいいだろうに)しないでつまらない訳をあてた。

二つ目セリフ発言者の表情も合ってない。

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「目覚めたぞ!」

"I have awoken!"

クラスメイト変態化を目撃した驚きが英語版では起床報告になっている。

本筋と関係ないのが救い。

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「わからないんだったらいいよ…わからないまま終わればいいよ…」

"It's fine if you don't understand... You can just see the end without knowing."

危うく見逃すところだった。感じたモヤモヤに従って立ち止まってみてよかった。

日本語版では「謎が解けないまま終了」だが英語版では「終了することに気づかない」。

クソひどい

「ボクらは昔から、そういう風に教わってきたはずだよ。」

「直接的に言葉で言われなくたって、ボクらを取り巻く世界を見ればわかるよね。」

テレビネット新聞から垂れ流される“希望溢れるメッセージ”がそう言ってるもん…」

「勝てない人間も…頑張らない人間も…頑張っても勝てない人間も…」

「…等しく無価値クズなんだって。」

"For a long time, humans have been taught that if you try hard enough, you can accomplish anything."

"Even if we weren't told this directly, you'd know it just by looking at the world around us."

"The Internet, TV, and newspapers are overflowing with hopeful messages that say exactly that..."

"But people who can't win...people who don't try to win...people who try their best and still can't win..."

"...They are all worthless trash."

気づいた瞬間血の気が引いた、個人的に最低最悪の誤訳機械翻訳にかけてもこうはならない。

元の文章にありもしない"if you try hard enough, you can accomplish anything"と"But"を入れようとした時点でおかしいと思わなかったのだろうか。

また英語版だと彼は"Internet, TV, and newspapers"に賛同していないことになるが、それなら"hopeful messages"と形容するのは不可解だと気づいてくれよ。

たとえ皮肉反語でもそれは言わないだろう。

訳者は単純に読み違えたのか勝手自分主義主張を入れ込んだのか。

個人的には中間をとって、先入観に惑わされて誤読したのだろうと思っている。

かに英語版敵役とかちょっと厨二かひねくれもの主人公とかライバルが言いそうな、または苦い現実を地道に描くような物語によく出てきそうな言葉だ。

でも彼はそうじゃない。

彼を、ちょっと幼げで熱情的で小物っぽい狂信者を表したセリフをよくもこんな訳にしてくれたものだ。

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「たとえば、夜の社交場で朝まで青春謳歌した帰りに、

通勤学者と逆に歩く自分に酔うような気分っす!」

"It's like the smug feeling you get when you explain something

with an elaborate metaphor no one understands!"

これで済むならこの世に警察翻訳家はいらない。

同時通訳者の逸話で、どこかに招かれてスピーチした人が日本語に訳しにくいジョークを言ったとき

「この方は面白いジョークを言いました。みなさん笑ってください」と言って

その場を丸く収めたという話を思い出すが、ゲーム訳者は客に笑えと頼む仕事ではない。

かに英語版もどことな彼女がいいそうなセリフだが日本一ソフトウェアの罪が軽くなるわけではない。

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「オメーがオレを殴んだよ。」

"You're going to punch yourself."

だってお前…いつも俺を信じてなかったろ?」

"I mean...you always believed in me, didn't you?"

良いシーンで誤訳。二つも誤訳。どうしてそうなるのか意味不明すぎて恐怖すら感じる誤訳

おまけ

詳細は伏せるが日本語版ではあるキャラの口調が一時変わる。それはいいけど英語版微妙追従してるのが困る。

英語に口調の違いなどほとんどないのに無駄に一部だけ変更してるから違和感しかない。誤字脱字だと思った人が多いだろうなあ、あれ。

ささいなことだとは思ったがここはあえて日本語版に背きその変更は削っていつもと同じ口調にしてもらった。

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「そうか? 栄養ドリンクに見えなくもないけど…」

"Really? It looks like some kind of dietary supplement to me...Protein powder, maybe...?"

ぷっwwぷろていんwww

リアルで吹いた訳。その人がプロテインなんて持ってると思ったか

ここで出てくるのは茶色で小さめの瓶。彼にはオロナミンcデカビタのようなものに見えたのだろう。

しかし他の人に尋ねたところ、海外にはそのような容器に入ったエナドリはないらしいかプロテインにされてても仕方がない。

ちなみにこの訳の違いによる実害はない。

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田中セリフはなぜか軒並み高品質だった。ソニアほとんどのネタ再現されていないのと鮮やかなコントラストを成していた。

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左右田の口癖は「メンドクセー」というものだが、残念なことに英語版ではこれが毎回違う単語で訳されており口癖になっていない。

彼が手間や時間がかかる作業についてそう表現したことは一度(あいまいなのを含めれば二度)しかない。

あとは全て、怖い・不安という気持ちときにのみメンドクセーと言っている。

臆病だったり地味に泥臭くこつこつ努力したりする左右田が恐怖を面倒という言葉に変えることでのんきで軽薄なパリピを装っている描写だと思っている。

これが好きなので英語版でも再現して欲しかった。

ちなみに、一度だけの純粋に手間がかかることをメンドクセーと呼ぶシーンは

みんなの手間を省こうと努力して成功したがそれでも手間が残ってしまったとき

「メンドクセーけどヨロシク(意訳)」だからむしろ上の思いを強化している。

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友達と仲間はそこそこ区別して使われているが英語版では全てfriendになっている。

なんとかしようと思ったが仲間をうまく表せる言葉英語にはないようだ。

他の人に聞いたところそこの言語には仲間にあたる言葉があるようで一度は喜んだ……が

実際のところとあるきっかからその言葉は廃れて今ではほぼ皮肉しか使われないと言われ不意に

歴史自分卑近物事に直結した音を聞いた。

最後

  1. これで全部ではない。
  2. 一番許せないのは自分自身だ。絶対に許さない。死んでも許さない。

追記2021/7/24/

日本語解釈は怪しくても英文破綻なくきれい

その人はゴッド・オブ・ウォーに戻しておいたそうだ。

  • 例えば通貨として円が出てきたり、もっとマトモなこと言えよの意味で「日本語通じない」などというシーンがある。

それを英語版では円をそのままドルだったり"you don't speak English"だったりして違和感しかない。

ありがたいことに他の人はこれもyenに直したり"Don't you understand in human terms?"という意味の訳文にしたりしてくれた。

  • じゃあ、お前が作れよ。

  • 英訳に対するクレームを日本語で書いても翻訳担当したアメリカ人には伝わらないと思うんですけど

    • 日本語がわからないアメリカ人が英訳している・・・?

      • あ~~~この視点はいいですね~~~ 元増田は「英語がわからない日本人の英訳」であるかのように読ませてきますが実際にはその逆もありうるんですよね~~~ こういった補足は議論...

  • スパチュンってあっちから持ってくるローカライズの評判はいいけどね 日本一に委託しちゃうくらいだからやる気の違いだろうね 

  • 翻訳ってへんな外注掴んだ時、検収時に誰もチェックできないんだよね プログラムならまだ(時間あれば)検品できるけど。まぁ、大体ヨシで判子押しちゃうことの方が多いけど・・・...

  • 許さないも何もお前に許されなきゃいけない筋合いはないのでは?

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