千葉・八千代市で、1歳の女の子が車の中で意識のない状態で見つかり死亡した事件で、逮捕された母親について、育児放棄の事案として、警察から児童相談所に通告していたことがわかった。

飲食店従業員の大越悠莉奈容疑者(25)は22日午前、自宅マンションの駐車場に止めた車内に、次女の三櫻音(みおん)ちゃん(1)を、およそ30分放置した保護責任者遺棄の疑いで逮捕された。

警察によると、2021年5月、大越容疑者が長女(当時2歳)に対してネグレクト(育児放棄事案)による虐待を行ったとして、警察が児童相談所に通告していたという。

2021年5月の午前9時ごろ、長女が1人で駐車場をうろついているのを住人が発見し、警察に通報したところ、大越容疑者は泥酔状態だったという。

次女について、警察は、保護責任者遺棄致死の疑いも視野に捜査している。