千葉・八千代市で1歳の女の子が車の中で意識のない状態で見つかり、死亡した事件で、母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された。

飲食店従業員・大越悠莉奈容疑者(25)は、22日午前10時ごろ、自宅マンションの駐車場に止めた車内に、娘の三櫻音ちゃん(1)をおよそ30分放置した保護責任者遺棄の疑いが持たれている。

車内にいた三櫻音ちゃんの意識がなく、呼吸をしていないのに大越容疑者が気付き、病院に運ばれたが、死亡が確認された。

当時、八千代市周辺では、気温が31.5度にのぼっていて、死因は熱中症とみられている。

大越容疑者は当初、知人宅に預けていた三櫻音ちゃんと3歳の姉を迎えに行き、車の中で仮眠したあと、姉を先に家に連れて帰り、その後、三櫻音ちゃんを車内に放置したと説明していたが、逮捕後の調べに対しては黙秘しているという。

警察は、保護責任者遺棄致死も視野に捜査している。