22日、千葉県八千代市で車の中にいた1歳の女の子が意識のない状態で見つかり、死亡が確認されました。熱中症とみられています。警察は23日未明、母親を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
警察などによりますと、22日午前10時半すぎ、八千代市のマンションの駐車場で、1歳の大越三櫻音ちゃんが車の助手席で意識や呼吸がない状態となっているのを母親が見つけ、三櫻音ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認されました。熱中症とみられています。警察は23日未明、保護責任者遺棄の疑いで母親の大越悠莉奈容疑者を逮捕しました。
大越容疑者は勤め先の飲食店から2人の子どもを知人宅に迎えにいき、午前7時から8時の間に帰宅しましたが、駐車場に止めた車の運転席で眠ってしまったということです。その後、3歳の長女を自宅に連れていくため車を離れ、約30分後に戻ったところ、三櫻音ちゃんがぐったりしていたということです。
大越容疑者は、車の冷房はかかっていたと話しているということで、警察が詳しい状況を調べています。