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本日はこちら、酷いときには「く」の字に欠ける
肘平ら事件よりご案内しようと思います。
《目次》
①そもそもなぜ平らになるのか
②そんな時の腕捩ボーン
③まとめ
①そもそもなんで平らになるのか
モーションでつまづく要因No1
「人体の動きは連動している問題」
一番写真の撮りやすかった「手首をひっくりかえす動き」を見てみましょうぞ!
ひっくり返したい(X軸に回したい)のは手首だけでも…
→
(写真撮ってから某海賊漫画を思い出したよね)
手首をひっくりかえす時、手首だけではなく肘も回転してるのがお分かりでしょうか。
肘も同じように、↓のような動きで肘を動かすとき、二の腕が回ります。
(さすがにプニプニの二の腕に印をつけて晒す勇気は無かったのでご自身でお試しあれ!)
これが気軽に使いがちなX軸の落とし穴です。
しかしポーズひとつひとつに、連動しているだけのX軸を調整し最終的にいきたい場所に…なんてやっていると、
どんだけ調整大変なんだという話になります。
②そんな時の腕捩・手捩ボーン
最近は標準装備されていることも多い腕捩・手捩ボーンたちの出番です。
いまいち動きの意味が解らなかった方も多いと思います。
私も理解する2ヶ月間、捩れボーン必要なくね??って思ってました。
腕捩ボーンは
「肘ボーンをX軸に回すときに、その数値を腕ボーンに分散してくれる」という機能を持ちます。
意味わかんないっすよね。うん。大丈夫です私もです。
腕捩ボーンは、「肘をX軸にだけめっちゃ綺麗に回すよボーン」
です。
それだけでいいんです。ええ。
このボーンはXYZ軸、どれを動かしてもX軸にしか動きません。
(私は自分が混乱しないよういつもXで動かしてますが意味はないです)
一度、肘ボーンをY軸に動かしたあとに腕捩を動かすと感覚が掴みやすいかと思います。
捩れさえあればこんなポーズもラクチン作成ですよ!
③まとめ
肘はY軸しか動かさない。
X軸を回したければ腕捩ボーンを回す。
(肘はZ軸方向には曲がりませんので不要です。)
ちなみに
手首はZ軸しか動かさない。
X軸を回したければ手首捩ボーンを回す。
(Y軸には曲がらないこともないですが結構微量です。特に親指側にはほぼ曲がりません。Y軸に曲げたいときはギリギリの所までは腕捩等で調整するのがお勧め。)
内回りに回すのか外回りに回すのかもモーション作成にあたっては大切ですが、
まあそれは追々。
※XYZ軸は、よくあるボーン構造を想定して表記しています
モデルさんによっては軸の方向が違い、挙動が異なるときが有りますが、
軸の名前が入れ替わってるだけです。どこが入れ替わっているのか頑張って探してください。
※捩ボーンがないよ?!というときは、「準標準ボーンプラグイン」で検索検索ゥ!
※捩ボーンを初期装備してくださっているモデルさんの中で、捩ると腕が溶けるモデルさんがいます。PMDE/PMXEの「ボーン」の欄で捩と名の付くボーンをすべて右クリック消去した後、プラグインを入れなおすことで解消します。
《本日お付き合い頂いたモデルさん》
oO式ジョナサン・ジョースター
ruku式ジョナサン・ジョースター(14)
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