ChaosTCG|カオス

ルール・Q&A

ChaosTCGの遊び方

ChaosTCGはどうやって遊ぶのか?

ChaosTCGは2人でプレイするゲームです。
各プレイヤーはキャラカードやイベントカードやセットカードで構成されたメインデッキ「50枚」と、エクストラカードで構成された「10枚までの」エクストラデッキが必要です。

ChaosTCGでは、自分のメインデッキがライフになります。それぞれのプレイヤーはダメージを受けると、自分のメインデッキからカードを控え室に置いていきます。
このゲームで勝利するためには2つの方法があります。
・ビギニングフェイズにルールによってカードを引かなければならない時、メインデッキが0枚でカードを引くことができない。
・ダメージを受けて控え室にカードを置く時、メインデッキが0枚でカードを控え室に置くことができない。
相手プレイヤーが以上の状態になった場合、自分はゲームに勝利します。

カードの見方

1,カード種類
このカードが、キャラカード、イベントカード、セットカード、エクストラカードのどの種類のカードであるかを示しています。また、キャラカードとエクストラカードではアイコンの形と色でそのカードの性別を示しています。

2,属性
このカードが、地属性、水属性、火属性、風属性、光属性、闇属性、無属性のいずれであるかを示しています。

3,カード名
このカードの名称です。カード名の中で「 」で囲まれている部分をネームと呼びます。同じネームを持つキャラは、自分のアリーナに同時に1枚までしか出すことができません。カード名の中で“ ”で囲まれている部分はそのキャラが持つ特徴を示しています。

4,作品名
このカードが登場する作品のタイトルを示しています。

5,カードテキスト
このカードが持つ登場条件、能力やそのコストが示されています。能力によってはその能力を発動や使用できるタイミングを示すアイコンが書かれています。

6,攻撃力、耐久力
キャラカードとエクストラカードにのみ表記されています。このカードが持つ攻撃力、耐久力を示します。

7,攻撃力補正、耐久力補正
キャラカード、セットカード、エクストラカードに表記されています。このカードが持つ攻撃力への補正、耐久力への補正を示しています。キャラカードをパートナーとして使用した時や、セットカードをセットした時にこの数値分だけ攻撃力や耐久力が増減します。

カードの状態

カードには6つの状態があります。


表向きスタンド状態


裏向きスタンド状態


表向きレスト状態


裏向きレスト状態


表向きリバース状態


裏向きリバース状態

カードの種類

キャラカード
作品に登場するキャラを示します。攻撃力や耐久力を持ち、自分のターンに相手への攻撃(アタック)を行ったり、相手のターンに相手のキャラの攻撃に対して防御(ガード)を行ったりできます。

イベントカード
作品の1シーンを再現したカードです。
使用できるタイミングは限られていますが、強力な効果を発揮します。使用後には控え室に置かれます。

セットカード
作品に登場したアイテムなどを再現したカードです。
キャラにセットしてその強化を行います。各キャラに1枚だけセットすることができます。

エクストラカード
条件を満たすことでエクストラデッキから登場できるキャラカードの1種です。メインデッキにいれることはできません。
攻撃力や耐久力を持たないエクストラデッキで効果を発揮する横向きのカードもあります。

プレイマットの見方

1,アリーナ……ゲーム上、パートナーエリアとフレンドエリアをまとめて「アリーナ」と呼びます。

2,パートナーエリア……ゲーム開始時、このエリアに置かれているキャラを「パートナー」と呼びます。パートナーエリアに置かれているキャラは他の領域に移動することができません。

3,フレンドエリア……ゲーム中、このエリアに置かれたキャラを「フレンド」と呼びます。前方にある2つのエリアを「前衛」、後方にある2つのエリアを「後衛」としてゲーム中に参照される場合があります。

4,メインデッキ置き場……自分のメインデッキを置く場所です。

5,エクストラデッキ置き場……自分のエクストラデッキを置く場所です。

6,控え室……方法を指定せずにアリーナから取り除かれたキャラやセット、使用済みのイベントカード等が置かれる場所です。

7,バックヤード……カードテキストによってバックヤードに置くことが指定されたカードが置かれる場所です。

ゲームの進め方

・ゲームの準備
自分のメインデッキからパートナーになるキャラカードを1枚選び、パートナーエリアに裏向きにして置きます。
お互いにデッキをシャッフルし、じゃんけんなどのランダムな方法で、先攻・後攻を決定します。
お互いにメインデッキの上からカード5枚を引き、手札とします。
1回だけ手札をすべてメインデッキに戻してシャッフルすることで、カード5枚を引きなおすことができます。
パートナーを表向きにしてゲームを開始します。
(ターンの進行を行っているプレイヤーをメインプレイヤーと呼び、そうでないプレイヤーをサブプレイヤーと呼びます。)

・ビギニングフェイズ
1,‘ビギニングフェイズ開始時’と書かれた能力が発動します。
2,自分のアリーナのレスト状態のカードすべてをスタンド状態に、リバース状態のカードすべてをレスト状態にします。
3,メインデッキからカード1枚を引きます。

・メインフェイズ
1,‘メインフェイズ開始時’と書かれた能力が発動します。
2,以下の行動を好きな順番で可能な限り行うことができます。
キャラの登場……手札からアリーナにキャラを登場させることができます。
※1ターンに1回まで可能です。
エクストラキャラの登場……カードに書かれた登場条件を満たすことで、エクストラデッキからエクストラキャラを登場させることができます。エクストラデッキで表向きのカードは登場できません。
※1ターンに1回まで可能です。
レベルアップ……パートナーやエクストラキャラをレベルアップさせることができます。
※1ターンに1回まで可能です。
イベントカード、キャラの能力の使用……メインプレイヤーは文頭に【Main】のついたイベントカードやキャラの能力を使用することができます。
セットカードのセット……自分のアリーナのキャラに手札のセットカードをセットすることができます。1体につき1枚までセットできます。元々セットされている場合、新たなセットカードをセットし、元々セットされていたセットカードは控え室に置きます。

・バトルフェイズ
自分のキャラで相手にアタックしてダメージを与えたり、バトルアイコンのついたイベントカードやキャラの能力を使用することができます。(先行プレイヤーの1ターン目はアタックできません。)
※バトルフェイズの詳しい進め方は後述

・エンドフェイズ
1,‘エンドフェイズ開始時’と書かれた能力の発動や解決を行います。
2,メインプレイヤーは自分のアリーナの裏向きのキャラ1体を選び、表向きにします。
3,メインプレイヤーは自分のパートナーがレスト状態ならスタンド状態に、リバース状態ならレスト状態にします。
4,‘ターン終了時’と書かれた能力の発動や解決を行います。
5,メインプレイヤーが手札上限より多く手札を持っている場合、手札上限と等しくなるまで手札を控え室に置きます。通常、手札上限は7枚です。
6,お互いのアリーナのキャラすべてがこのターン中に受けたダメージをすべて回復します。
7,‘ターン終了時’までと書かれた効果が消滅します。

ターンが終了し、相手のターンのビギニングフェイズになります。

コストの支払い

【登場】、【使用】、【セット】などに続けて書かれている〔 〕で囲われた部分は、そのカードを登場させたり使用するのに支払う必要があるコストを示しています。また、〔 〕で囲われていない登場条件や使用条件が書かれている場合があります。その場合、その条件を満たしていないとそのカードを登場させたり使用することはできません。

パートナーのレベルアップ

パートナーは同じカード名のカードを重ねることで強化することができます。レベルアップした場合、そのレベルカードになったカードが持っている攻撃力補正と耐久力補正の数値分だけパートナーの攻撃力と耐久力を増減させます。

・レベルアップの手順

1,手札からパートナーと同じカード名のカード1枚でレベルアップすることを示します。

2,自分のパートナーが裏向きの場合、表向きに。スタンド状態でない場合、スタンド状態に。累積ダメージが有る場合、その累積ダメージを0にします。

3,パートナーと同じカード名のカードを自分のパートナーにレベルカードとして重ねて置きます。

エクストラキャラの登場とレベルアップ

1ターンに1回だけメインプレイヤーはエクストラキャラを登場させることができます。
エクストラキャラを登場させるには、エクストラカードの【エクストラ】の後に示されているネームを持つキャラが1体以上自分のアリーナに登場している必要があります。また、エクストラキャラはパートナー同様に攻撃力と耐久力の補正を受けることができます。
また、【エクストラ】や【登場】を持たない横向きのエクストラカードはアリーナに登場させることができません。これらのエクストラカードはエクストラデッキで能力を発動する特殊なエクストラカードです。

・エクストラキャラの登場

登場させたいエクストラカードを選び、エクストラデッキで公開します。(既に表向きのエクストラカードを選ぶことはできません。)

2,そのカードの【エクストラ】で示されたネームを持つ、自分のアリーナのキャラ1体を指定します。この時、登場させたいエクストラカードと同じカード名のカードを指定することはできません。

3,【エクストラ】に複数のネームが示されている場合、そのすべてを満たすように、手札か自分のアリーナから2,で指定したネーム以外のネームを持つカードを控え室に置きます。

4,【登場】を持つ場合、その代償を支払います。

5,登場させたいエクストラカードを2,で指定したキャラにピッタリ重ねて置きます。

6,エクストラキャラが登場する場合、重ねる前のキャラがどのような状態でも、表向きスタンド状態でダメージを受けていない新しいキャラとして登場します。

・エクストラキャラのレベルアップ

1,レベルアップさせたいエクストラキャラを指定し、エクストラデッキのそのキャラと同じカード名のカードを公開します。(既に表向きのエクストラカードを選ぶことはできません。)

2,そのカードの【エクストラ】で示されたネームの内、いずれか1つ以上を持つカード1枚を手札から控え室に置きます。

3,レベルアップさせたいキャラに1,で公開したエクストラデッキのカードをレベルカードとして重ねて置きます。

4,レベルアップしたエクストラキャラを表向きスタンド状態にして、そのキャラが受けているダメージを0にします。

バトルフェイズの進め方

自分のアリーナのキャラを選択することで、バトルを行うことができます。バトルは1ターンに何回でも行うことができます。バトルフェイズは以下の手順で行います。

1,第1アビリティステップ
そのターンで最初の第1アビリティステップである場合、‘バトルフェイズ開始時’と書かれた能力が発動します。
アビリティフェイズではメインプレイヤーだけでなくサブプレイヤーもイベントカードや能力を使用することができます。

2,アタック宣言ステップ
メインプレイヤーは表向きスタンド状態のキャラを選び、レスト状態にすることで、相手に対してアタックすることができます。この時、アタック目標は基本的に相手プレイヤーになります。
※パートナーをアタックキャラに選んだ場合、カード1枚を引くことができます。
(メインプレイヤーはアタックしないことを選ぶことができます。その場合、バトルフェイズ完了ステップに進みます。先行1ターン目はこれを選ぶ必要があります。)

8,バトルフェイズ完了ステップ(アタックキャラを選ばなかった場合)
エンドフェイズに進みます。

3,第2アビリティステップ(アタックキャラを選んだ場合)
第1アビリティステップ同様に、イベントカードや能力を使用することができます。

4,ガード宣言ステップ
サブプレイヤーは表向きスタンド状態のキャラを選び、相手キャラのアタックをガードすることができます。
(サブプレイヤーは、ガードするかどうかを選ぶことができます。)

5,第3アビリティステップ
第1、第2アビリティステップ同様に、イベントカードや能力を使用することができます。

6,バトルダメージ判定ステップ
バトルに参加しているキャラがそれぞれの攻撃力分のダメージをバトル相手のキャラに与えます。これにより、耐久力以上のダメージを受けたキャラは裏向きになります。
サブプレイヤーがガード宣言ステップにガードするキャラを選んでいない場合、アタックに選ばれているキャラの攻撃力分のダメージをアタック目標に与えます。

7,バトル終了ステップ
第1アビリティステップに戻ります。

※アビリティステップについて
バトルフェイズでは、3つのアビリティステップ中に【Battle】アイコンが付いたイベントカードや能力を使用することができます。また、メインフェイズとは違い、サブプレイヤーもイベントカードや能力を使用することができます。
アビリティステップでは、メインプレイヤーから能力を使用するか、しないかを選択し、使用する場合すぐにそれを解決します。続いて、サブプレイヤーが同様に能力を使用するか、しないかを選択し、使用する場合すぐにそれを解決します。お互いに使用したい能力がなくなるまで交互に繰り返し、お互いに使用したい能力やイベントカードがなくなったらそのアビリティステップを終了します。

ダメージを受けた場合とオートレベルアップについて

バトルやカードの効果によって自分がダメージを受ける場合、メインデッキの上から1枚ずつを控え室に移動し、受けるダメージを1減らします。受けるダメージが0になるまでこれを繰り返します。
この処理を行っている最中に、控え室にカードを移動させることができなくなった場合、次のチェックタイミングにゲームに敗北します。

ダメージを受けてデッキからカードを移動している際に、自分のパートナーと同じカード名のカードが控え室に置かれる場合、そのカードを控え室に置く代わりにパートナーのオートレベルアップができます。オートレベルアップを行う場合、パートナーを表向きスタンド状態にし、パートナーが受けている累積ダメージを0にし、ダメージによって控え室に置かれるべきそのカードをパートナーのレベルカードとして重ねます。そして、自分が受けるダメージが0になっておらず残っている場合、そのダメージを0にします。(これをダメージキャンセルと呼びます)

スキルについて

それぞれのキャラはスキルを持っている場合があります。スキルは『 』で囲われた短いキーワードで示された特定の能力になります。

『貫通』……アタックに選ばれている『貫通』を持つキャラの攻撃力が、ガードに選ばれているキャラの耐久力を上回っている場合、その上回っている数値の分だけアタック目標であるサブプレイヤーにダメージを与えることができます。

『先制攻撃』……アタックに選ばれているキャラが『先制攻撃』を持つ場合、ガードに選ばれているキャラよりも先にダメージを与えることができます。

『先制防御』……ガードに選ばれているキャラが『先制防御』を持つ場合、アタックに選ばれているキャラよりも先にダメージを与えることができます。

『相手選択』……『相手選択』を持つキャラをアタックに選んだ場合、相手のキャラをアタック目標に選ぶことができます。相手がガードするキャラを選ばなかった場合、アタック目標に選んだキャラとバトルすることになります。

『反射』……ガードに選ばれている『反射』を持つキャラの攻撃力が、アタックに選ばれているキャラの耐久力を上回っている場合、その上回っている数値の分だけ、メインプレイヤーにダメージを与えることができます。

チェックタイミングについて

チェックタイミングではゲーム中に発生したルール上行わなければいけない処理(耐久力以上のダメージを受けたキャラを裏向きにする等)や、自動能力のプレイと解決を行うタイミングです。ルール上の処理や自動能力のプレイの際には、常にチェックタイミングが発生します。自動能力が複数待機状態になっている場合には、お互いが交互に1つずつプレイと解決を行います。
1,現在処理しなければならないルール処理が存在する場合、そのすべてを同時に処理します。
2,メインプレイヤーの自動能力が待機状態になっている場合、その内の1つを選び、プレイと解決を行います。
3,現在処理しなければならないルール処理が存在する場合、そのすべてを同時に処理します。
4,サブプレイヤーの自動能力が待機状態になっている場合、その内の1つを選び、プレイと解決を行います。
5,この時点で行わなければいけないルール処理や自動能力が残っている場合、1,に戻ります。
6,チェックタイミングを終了します。


ここまでが基本的なChaosTCGの遊び方となります。
その他の詳しルールなどは下記を参照ください。

ChaosTCG遊び方~基本ルールの詳細編~

ChaosTCG遊び方~カード能力による間違いやすいルールの補足編~

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