美少女バーチャルYouTuberが教えるプログラミング学習サイト登場　アニメキャラの「癒しの力」に着目

　美少女のバーチャルYouTuberが教える初心者向けプログラミング学習サイト「Programastar.com」α版を、ベンチャー企業のエアコムがこのほど公開した。「日常系アニメとアニメ声優の声が持つ癒しの力」に着目し、挫折しにくいプログラミング学習サービスとして開発したという。まずRubyの基礎を学べる動画を公開した。

プログラミングを教えてくれる5人の美少女キャラ。希望声優アンケートも行っている

　優しく母性にあふれる副部長の「佐伯玲」（16）や、イタズラ好きで自由奔放な「天坂シズク」（13）、クールで博識な努力型の天才プログラマ「朝倉梓葉」（13）など個性の異なる5人の女子中高生キャラからプログラミングの基礎を動画で学べる。キャラクターデザイン・作画は、アニメ「きんいろモザイク」のキャラクターデザインなどで知られるプロアニメーターの植田和幸氏が担当した。

　ユーザーは、YouTubeで動画を視聴したり、学習記録をつけてキャラクターとの関係値を深められる。「孤独になりがちな独学でも、美少女キャラが一緒に教えてくれることで、パートナーがいる環境を感じることができ、学習意欲の維持がしやすくなっている」としている。

　今後は、ユーザーからフィードバックをサービスに反映しつつ、Web開発言語だけでなく、VR・ARやAIなどの最先端領域に必要とされるプログラミング言語の教育コンテンツの拡充を図り、β版・正式版・多言語化とサービス開発を進める。キャラクターコンテンツとしては、TVアニメ化も目指すという。

　5人のキャラの声優の正式キャストを決めるための「希望声優アンケート」を、日中英の3カ国語で実施している。