人の話を聞いて拙速不用意に感情移入しないための俺的心得です。

大体の人間関係トラブルは、アホVSアホの図式で成り立ちます。
この法則を忘れて人の人間形成についての話を聞き、つい感情移入してしまい反応し
後から全体像をより正確に知ることによりその過ちに気づき自分の黒歴史が出来上がる
そういうことがいまだ多々あるので自戒の念を込めての投稿です。

注意点①感情ベースでの主張

人は大体事実ベースでなく感想ベースでものごとを主張します。
・「○○のように言われた」
・「○○な感じになって」
・「○○さんが言ってたのと同じことになった」

感想ベースの主張に触れたら、
やんわり事実ベースでの確認を促すための問いが必要です。

注意点②事実の部分隠匿

人が事実ベースでものごとを語るときでも
「言わなきゃいけないこと」については隠しがちです。

・人に言われたこと、されたことについては事実ベースで話す
・対して、自分が人にしてきたことのうち自分にとって都合の悪いことについては隠す

この点の詳細を洗い出すには、
物理的な証拠を得るかトラブル当事者の全員に話を聞く必要があります。

注意点③歪曲

人は記憶の改ざんや因果の誤認が大得意です。
・あっちが先に○○した
・わたしはあのとき○○って思ってた
・あの人に○○と言われた

こういう供述は大体ウソですが、
フレーズだけを捉えると事実ベースでの供述に聞こえやすいので騙されるポイントです。

注意点④「クローズ・ワールド」化(※話を聞く側の認識に関する問題)

人は、人から話を聞くと、その聞いた話を当事者だけの閉じられた世界で捉えて聞いてしまいがちです。
そこに赤の他人を100万人投入したらそれぞれ結果はどうなるか?の思考実験を行うことをお勧めします。

・たとえば日本人からランダムに100万人を選び
・その100万人にあなたと同じ目に遭わせれば
・100万人とも「相手だけが悪い!」と思うのか?
・100万人ともあなたと同じような反応をするのか?

大体の人間関係トラブルはアホVSアホの戦いです。
この100万人仮想アンケートを用いて、拙速不用意な感情移入を防ぎます。

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以上です。
上記①②③④の観点を用いて、相談対応ミスによる黒歴史の量産を防いでください。
自分でひらめいて自分で行動して自分で作る黒歴史は誇らしい過去となり得ますが
他人に騙されて作る黒歴史はアホすぎて笑えません。

人間関係のトラブルは、大体アホVSアホ、つまりどっちもアホです。
通り魔の被害に遭った的なトラブルはめったにありません。
その点認識したうえで、人の話を聞くときは十分警戒してください。という提案でした。

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