筧千佐子被告 死刑確定 最高裁が不服申し立て退ける07月21日 21:07
青酸化合物を飲ませて3人を殺害した罪などに問われた筧千佐子被告の死刑が確定しました。
筧千佐子被告は、2007年から2013年にかけて夫や交際相手の男性4人に青酸化合物を飲ませ、
3人を殺害した罪などに問われていました。
裁判で弁護側は、「認知症のため責任能力がない」と無罪を主張し、
高裁の死刑判決を受けて最高裁に上告していましたが先月、棄却されていました。
その後、最高裁の判決に対して再び被告側から不服申し立てが出されていましたがこれも棄却され、
7月17日付けで筧被告の死刑が確定しました。
先月、関西テレビの取材に応じた筧被告は、「誰に飲ませたか、飲ませてないか覚えていない」
と話し、財産目当ての犯行ではないとしながらも殺害については認めています。