2021年7月14日、韓国・マネートゥデイによると、韓国女優のハム・ソウォンが「旭日旗」騒動に巻き込まれた。

ハム・ソウォンは11日、自身のSNSに「ワーキングマザーの日常。一日中へジョン（娘）と遊び、ご飯を食べさせる。寝かしつけたら夫にへジョンを任せ、モッパン（飲食する様子を配信する動画コンテンツ）をする義母のために会社に出勤」との文章と共にある映像を投稿した。

映像には、ハム・ソウォンの義母がうちわを片手に、食卓に並べられた食事の前でうれしそうに笑顔を浮かべる様子が映っていたが、この映像を見たネットユーザーからは「うちわの柄が旭日旗に見える」と指摘する声が上がったという。

韓国で旭日旗は「日本軍国主義の象徴」としてタブー視されている。ただうちわの柄は、赤と白で構成される旭日旗と異なり、赤と黄色の線が放射線状に広がるデザインになっている。

ハム・ソウォンは1997年のミスコリア大会で太平洋賞を受賞し芸能界デビュー。2008年以降は中国に拠点を移して活動し、2018年には18歳年下の中国人実業家と結婚。同年12月に第一子となる娘を出産した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「気分悪い」「頭が空っぽである証拠」「旭日旗は中国でも問題になるのでは？一体何を考えているのか」「わざと関心を集めようとしているのだろう」など批判の声が上がっている。

一方で「どこが旭日旗？」「よくあるデザイン」「これは無理やりすぎる」「色が全然違うじゃん。なんてことない問題で騒ぐのはやめよう」など疑問を示す声も多数見られた。（翻訳・編集/堂本）