笹森みのり（きょんこ）

　このページは通称『ｋ』氏の岩本との関係性についてをそれリスに広く布教させることを意義としており、ｋ氏の個人情報等を不当に暴き立て、またはそれを拡散しようとする意思は全く存在しないことを前書きとしてここに記しておく。
　重ねて当ページはｋと岩本との関係性のほか、その偉大な功績と軌跡を記録することを目的としており、一切の害意はない。あるのは称賛と称揚のみである。これで尚、このページの削除を望むというのであれば、それはあまりに無慈悲すぎると諫言させていただく。

　岩本の配信では『ｋ』の名で呼ばれる人物。あまりにも高貴すぎる存在故に彼女本来の名を呼ぶことさえも憚られ、岩本やそれリスたちは畏敬を持って彼女の名をｋ（もしくは「ｋんこ」）と呼ぶ。かつてはミルダム界で配信者としてその圧倒的な存在感を内外に示していたが、近年は岩本以外の配信にふらりと現れてはコメントするだけに留まっている。

　その容姿は大変に見目麗しいとされ、幸甚にも拝謁の栄に浴した岩本は、ｋのあまりの美しさに恐れおののいたことで、以後彼女から距離を取ったとされる。

　また至高の女神ｋは偶像崇拝を厳しく禁止しており、グーグルなどの検索エンジンからもその意向によって着々と彼女の姿は消えつつある。そして突如として初代岩本wikiを襲ったハルマゲドンの原因も彼女の極めて写実的な肖像を載せ、それがｋの逆鱗に触れたことに端を発している。

　さらに特筆すべき点として、ｋの豪胆さと細心さがある。というのも初代岩本wikiに掲載されていたｋの情報は多少でもインターネットに知識があればすぐに調べられる程度の些末なものでしかなかった。だがｋはその存在を容認せず、運営に通報を行ったようだ。この点から見るにｋはわずかな痕跡でも残すものかという完璧主義的な細心さ、そして実際に削除せんと行動に移す豪胆を併せ持っている稀有な女傑であるようだ。

　その他の情報として輝ける美女神ｋはおよそ女性とは思えぬ発達した逞しい両肩を有しているとされている。岩本はその強靭な肉体美と自分の粗末で憐れな体を対比し、惨めさに耐えきれなくなったようだ。そしてこのことが彼女との疎遠の大きな一因だとリスナー間で噂されている。

　我らの母たる女神ｋが新時代配信サイト・ミルダム界に見出されたのは2020年の年初だとされている。この時ｋはその聡明さと先見の明によりライバルズと呼ばれるカードゲームを、女性としてはミルダム界でいち早くプレイしていた。
　このことにより迷えるそれリスたちは安息の地を求めるがごとくに、彼女の配信へと行きついた。また卑しい岩本はｋの存在をすぐさま嗅ぎ付けると同時に、すでに女神の美声に酔いしれていた。挙句岩本は自身の配信中に彼女の配信を二窓するという配信者にあるまじき行為を行い、リスナーに指弾されている。これが俗にいう『ｋんこ事件』である。
　だが彼女の美声はまさに鈴を転がすような清々しく心地のいい声音であり、岩本の愚行もやむを得ないことではあったと付記しておく。

　僥倖によって岩本は光の女神ｋと関係を進展させていき、時は2020年9月5日。畏くも岩本はｋと寿司の座の相伴にあずかることと至った。またこの席には榎本（トシ）と渡辺（ロア）もあったという。しかしながら怯懦な岩本はこのあまりの幸運に怯んだのか、二次会でありｋの美声を聞く好機であるカラオケを避けて帰宅した。この不可解極まりない事象の原因をリスナーたちは考察。その結果として前述のとおり、ｋの男性と見まがうような素晴らしく屈強な肩幅に岩本が己の惨めさを感じてしまったが故のことではないかと予想されている。

　岩本は地上の華たる女神ｋと依然疎遠のままであった。そして2021年2月。岩本とｋはミルダム内で開かれた一大イベント「ドラゴンクエスト大運動会」への参加を決定する。岩本はそのうちのチームの一つでリーダーを務めていたが、岩本は持ち前の優柔不断でその職責を放棄。
　そしてこのチーム内にはなんとｋの姉が所属していた。これは岩本が運動会へ参加を勢い決めたはいいものの、計画性の欠如によりチームメンバーが不足した際、ｋによってその姉が紹介されたという経緯があった。
　部屋の掃除もろくに出来ないようなだらしない岩本に、身内を紹介してあてがうというのは、ｋ持ち前の慈愛といたわりを示す大きな事実の一つである。
　だがその慈悲の心は手ひどく裏切られることとなる。

　その後も岩本は愚かにもチームの運営を完全に放棄。これを見かねた美の泉たる女神ｋは岩本の怠惰をＤＭで何度も繰り返し根気強く教え諭すが、岩本は延々と無視する。見かねたｋは岩本の配信に直接現れてまで優しく導いた。こうした手間暇を惜しまない指導に対しても岩本は「難しくてできないぬえｗ」というふざけた言い訳をぬかして、怠慢を続けた。

　普通の人間であれば相手から返信がなく放置されているように感じれば、それは相手が拒絶の意思を示しているものと察するはず。しかしｋはそれを踏み越えて尚、岩本の配信にまで足しげく通い、溢れんばかりの親切心で何度も岩本を指導したのである。これこそｋの神妙なる博愛主義を最も的確に表した記念碑的一件だったと言える。

　しかしながら蒙昧たる岩本はこうした恩愛に報いることなく、あまつさえｋを鬱陶しがるような態度を見せた。これにはさしものｋも衝撃を受けたのだろう。彼女はツイッターで自身の感情を披歴し、その憂悶と悲哀を語った。この様子を見たそれリスたちはｋの痛ましい姿にみな等しく涙し、岩本の怠慢と不義理を激しく批判。岩本は無事炎上することとなった。

　一抱えの花束のように美しい女神ｋは事件の以後しばらくは公に姿を見せることはなくなった。
また現在も岩本を除く他配信者のところでこそコメントは残すものの、ｋ自身に配信を続ける意思はないということをツイッターで宣言している。無念である。

　2021年6月8日に、春の新芽のごとく瑞々しく美しいｋは自らの結婚を何の脈絡もなくツイッターで報告した。このあまりにも突然の報告に多くのそれリスたちが驚き戸惑った。
　だが実はこの成婚に関して、ｋ本人の報告以外に客観的な事実は未だに確認されていない。しかもｋは結婚発表後も昼夜を問わずかなりの頻度でミルダムの配信に出現している。
　このため一部のそれリスには「ｋは独り身で無くなったことを表明して我々を安堵させるために、あえて事実とは異なる発表を行ったのでは？」と拝察している者もあるようだ。

　2021年7月11日、やぎしん先生の罰ゲーム毛抜き配信にて、悪魔のごとき美しさを誇るｋはその卓越した感性と美的センスをいかんなく発揮した発言を繰り返した。それら内容のいくつかを、恐れ多くもここに掲載させていただく。

「れーぷるさんに抜いてもらえ二つの意味で」「後ろ側どう抜くの？」、「先生は突っ込まれる方なの？」「（どっちが受けかは）重要だよ」、「私誘ってくれれば喜んで行ったのに」「お泊まりいいね」、「（ケツ毛）はよ描いて 」「（やぎまのｱﾅﾙは）意外と使ってて茶色いかも」「二度とない貴重な経験だね」「（やぎまを嫌がるれーぷるに対し）それもう恋だよ」、「仲良くないとさすがにケツ毛は見ないでしょ」「（ｱﾅﾙにアイス棒つっこみゲームに対し）100本てもう***ファックできるじゃん」

　80人近くの視聴者が見守る中で大胆不敵な発言を繰り返すｋ。この様子から垣間見えたのは、ｋが我々の知らぬ特殊な芸事に通じていることと、そして彼女が天与の感性を持った紛うかたなき逸材であるということだ。