メンバーとファンの近すぎる距離が事件を招いた原因の一つだった

渡邉：
　スズキ記者が暴走しぎみなんで、私が前もって聞き取っておいたんですけども、今回、事件を起こしたのはAとBの2人の熱狂的なファンだと。ただ、事件とは別にアイドルハンター軍団の存在は運営でもファンの間でも問題になっていたと。今回の犯人のAとBもその軍団に入っていたというふうなことがあるわけですね。

　そして、その軍団のリーダー格がZという人物で、2018年に「週刊文春デジタル」がスクープした中井りかさんの熱愛の相手だったというふうなことだったんですね。あくまで、今回の事件とは直接的な関係者ではないということなんですが、その背景にあった人間関係が事件をきっかけに浮かび上がったと。スズキ記者、そういうことですね？

スズキ：
　そうですね。直接的ということはないんですけども、要はこのZ氏の件も含めて、Z氏の事が代表されて、またZ氏の事が原因で今回の方にどんどん流れていくということになるんですよね。

渡邉：
　ファンじゃない我々なんかからすると、そういうアイドルハンター軍団の存在自体がニュースではあったわけですからね。

スズキ：
　はい。事件自体と人間関係はもちろん別だということなんですけど、ただアイドルハンター軍団の2人が起こした事件ということに変わりはないんです。ハンターのZ軍団の2人がやっているということです。だから、メンバーとファンの近すぎる距離が事件を招いた原因の一つだと報じております。

渡邉：
　なるほど。ファンと繋がっていたメンバーが数名いたというふうなことが、先週「週刊文春デジタル」で報じた運営からのLINEにも明記されているわけですよね。

スズキ：
　そうですね。LINEは3通あって、そのうちの2通目ですかね。そこに繋がっていたという話がありますよね。それで、3通目にも出てきます。3通目の方に、今度はE子という存在が出てきまして、E子というのは、皆さんが思われている子とは別の子なんですけども、E子という子が出ているんですよね。

渡邉：
　そうした犯人捜しみたいな流れが出てきたのも、山口さんがアイドルハンター軍団を巡る人間関係に疑念を抱いていたというふうなことが大きいというのはあるわけですよね。

スズキ：
　そうです。その通りでございます。

事件直後、山口さんは公園での話し合いを証拠として録音していた

スズキ：
　そこで、今日新しい情報を一つお伝えすると、これは報じている話なんですけど、山口さんは事件直後、加害者2人と現場に駆けつけた親友メンバーと運営関係者で公園に移動して話し合いをするんですが、この会話というのが録音されているんですよね。これは、山口さんサイドの方が録音しているんですよ。要は証拠として、いろいろ録音しているんですよね。

渡邉：
　マンションから公園に移動して、公園で話をした時の音声を証拠を残す形で録音しておいたということなんですね？

スズキ：
　そうですね。この音声は実在していて、NGTの関係者を含めて何人かが持っているはずなんですけども、その録音というのが、ちょうど昨日第三者委員会が出来たわけじゃないですか。

渡邉：
　メンバーが発表されましたね。

スズキ：
　ぜひとも、そこで精査してもらいたいと思うんですよね。そこにはいろんな会話が出てきて、皆さんが疑問に思っていることとか、いろいろあると思うんですけど、ほぼほぼその音声の中に入っていると思うんですよね。

渡邉：
　スズキ記者、その音声はもう入手されたということはあるんですか？

スズキ：
　僕はまだ入手できてないんですけども、取材でその存在が明らかになったとか、中身に関してはいろいろ聞いてはおります。ただ、今ここで発表することではないと思うので……。

渡邉：
　取材中と。

スズキ：
　はい。

渡邉：
　なるほど。そして、今日はもう一つ、スズキ記者の強い希望で番組放送終了後に「週刊文春デジタル」で公開しているNGTの最新オリジナル記事を無料で公開すると。まさに皆さんにそれを読んでほしいという。それはスズキ記者の希望であるということなんですよね。

スズキ：
　そうなんですよね。やっぱりこの間の記事だけでは全部書ききれなくて、ちょっと端折っている部分とか結構あったので、それをしっかりとしたという所と多少加筆しているところもあります。いろんな声もありまして、我々も取材しなおす事もいろいろあったので、そこで改めて分かったこととかも追加で書いてあります。

渡邉：
　なるほど。要するに現時点でスズキ記者が伝えたいことはそれに全て書いてあると思っていいわけですよね？

スズキ：
　そうですね。それをまずは読んでいただきたいと思っております。

渡邉：
　分かりました。先ほど申しました今日の有料パートでは運営側から山口さんにSHOWROOM前日に送られた4通目のLINEも公開するというふうなことでございます。