表紙
0 感想
設定
目次
2 / 2
2
「結婚することになったの。」


いつもの会話と変わらないノリで伝えたのが悪かったのか、伝えられた幼なじみは数秒フリーズしていた。

そして動きだした幼なじみは信じられないものを見る目をしていた。まるで幻の生き物でも見たような顔をしている


「……なんて?」
「結婚するの。籍もまだで、日取りとかは決まっていないけどね、結婚するのよ」


そう言うと書類整理をしていた幼なじみは、私に向けて好機の眼を向け始めた。


「へえ、お前が結婚ね。ふぅん…?相手の写真見せてよ」
「写真?ないけど。彼、撮らせてくれないの」
「そう...」


なんだか声がいつもの弾んだ感じじゃないような…なにか怒ってるの?私怒らすようなことしたっけ?
お気に入りに追加して更新通知を受け取ろう
感想
0
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:263141pt お気に入り:7269

私を追い出すのはいいですけど、この家の薬作ったの全部私ですよ?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:154683pt お気に入り:10428
小説本文設定
文字の大きさ
特大
行間
狭め
標準
広め
フォント
ゴシック
明朝
背景色
ベージュ
水色
文字の向き
設定