基元節2周年式典の恩恵

 

沈吉來教区長 今回、基元節2周年の式典に参加しましたが、この式典に合わせて栃木教区でツアーを企画し、70名以上が参加しました。誰も体調を崩すこともなく帰ってこられ、導かれたと思います。
 今回は“セカンドハネムーンツアー”と題して、世一観光の企画で行いましたが、観光スポットなどの見学も多く、食事も美味しく、とても良い内容だったと思います。ホテルもソウルの繁華街にあったので、全体スケジュールが終わった後に出かけられた方もいたようです。内外ともに恵み多いツアーだったことを天に感謝します。

 私たちは、今回の基元節2周年で天運を頂いて新たに出発することができたと思います。宇都宮教会においても、式典のインターネット中継に160名以上が参加したと聞いています。全体で新たな出発ができたと思います。
 その恵みを生かすことは簡単ではありませんが、親や兄弟にみ言葉を伝えていかなければなりません。親や兄弟と共にこのような時に参加できるのは一番の恵みです。今回は親と子供3代でツアーに参加した方もいます。
 会場となった清心(チョンシン)ワールドセンターは、真のお父様の聖和式が行われた場所でもあります。聖なる場所で祝福を受け、多くの恵みがありました。霊的にも守られた場所です。多くの精誠と責任者の準備があって、恵みがとても大きなツアーだったと思います。参加した人同士で報告会を行って授受作用をしながら、恩恵を分かち合って欲しいと思います。
 先ほど、式典の映像を見て素晴らしい内容に参加したのだと改めて思います。多忙なスケジュールをこなしながら、お母様が精誠を尽くされて新たな時代を迎えようとしているのだと思いました。世界情勢においても教会の中においても、困難な事情はさまざまありますが、真の御父母様と一つになって超えていきたいと思います。
 
 基元節2周年の当日(3/3)は雪が降っていました。真っ白になって新たな出発をしたのだと思います。私たちは祝福家庭なので、「真理によって道を照らす存在になって欲しい」という真のお母様の力強いメッセージがありました。
 2世達の素晴らしい歌もあり、これからの未来に希望を感じる内容でした。お母様は、2世達の教育のためにたくさんの奨学金を準備したいと思っています。私たちも支えていけるように頑張っていきたいと思います。
 何があっても先に進んでいくお母様の姿を見ていると、お父様とお母様は完全に一つになっていると思います。お母様は今年2015年、未年を決意して歩もうとされています。
 
 お母様も72歳、未年の生まれです。お父様の前に従順に未(羊)のような立場で一つになって勝利したので今日があります。お母様によって生み変えられることで、今日の祝福家庭があることを忘れてはいけないのです。
 真の御父母様がいらっしゃることで祝福があり、真の子女様があって天一国時代があるのです。
 私たちは、真の御父母様にあまりにも愛された存在です。恩返しをするには親孝行するしかありません。それを自己中心が妨害します。これが一番のサタンです。サタンは外ではなく私の中にいるのです。
 本当に謙虚に受け止めないと、私たちはすぐに人のせいにしてしまうのです。惑わされないようにしましょう。どんなことがあっても、絶対に御父母様に繋がっていくのです。

 個人の蕩減があり、歴史的な部分があるので決して順風満帆ではないこともありますが、真のオリーブの木に接ぎ木されて出発をした私たちです。家系の問題で進展は一様ではありませんが、真のオリーブの木に接ぎ木されたことを信じて頑張りましょう。
 オリーブの木は深く根を降ろし、イナゴの襲来も防ぐようです。お母様もその話に深く感動されて、祝福家庭も深く根を降ろして、この堕落世界を救っていく存在にならないといけないと願っておられます。
いつも訪れるサタンの誘惑、寂しいという思いを忍耐して、超えていかないといけないのです。お父様も6度も牢獄の道がありました。お父様も、そのことを受け止めるのは簡単ではなかったと思います。
 
 お父様からみ言葉を頂いて愛された私たちなのに、自分の思い、我があるので大変なのです。忘れてはならないのが、お父様は絶対であるということです。
 本山勝寛さんのように、若いですがNPOの活動で世界の指導者に会いながら、お母様も感動される活動をしています。本山勝寛さんは777双の祝福家庭に生まれ、5人の兄弟がいらっしゃいますが、若い時に母親が聖和され、父親も国家メシヤであったために忙しく、現実だけを見れば大変な境遇で育ったのです。
 しかし、5人の兄弟全員が祝福を受け、今はそれらご兄弟には合わせて14人の子女がいます。家庭は貧しかったですが、15歳からアルバイトをしながら学費を自力で稼ぎながら、独学で東大に合格したのです。自分が統一教会信者であることも隠しません。そのような歩みにお母様もとても感動し、喜ばれました。たった2人の男女が受けた祝福から14人の孫が生まれたのです。

 宋龍天総会長も日本の教会には5つの問題があると言われています。その一つは、高齢化と少子化です。1年間の聖和者が、新しく生まれる2世よりもはるかに多いのです。若い青年は家庭を持ったら、現実は神様に委ねてたくさんの子女を生んでください。(笑)
もしかすると、天の計らいで霊界に行くことが早い高齢者から伝道されているのかもしれませんが、若い青年の伝道も絶対に必要です。
 新しい基元節2周年と共に天一国3年が始まりました。深く根を降ろしたオリーブ木になって、お母様がご自身の聖婚式の時に「全人類を救う母になる」と決意したように、私たちも決意して歩んでいきたいと思います。お母様の心情に応え、親孝行していける私たちになりましょう。

20150308-聖日礼拝

あわせてお読みください

最近の礼拝説教