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マイニングの確定申告

仮想通貨での収益は「雑所得」として扱われます。

季節も確定申告の時期となり、全国のマイナーの方々もどのように申告するか頭を悩ませていると存じます・・・。(私もその一人です・・・)

国税庁が仮想通貨に関する所得計算について公表してますが、マイニングについても下記のように説明されています。

いわゆる「マイニング」(採掘)などにより仮想通貨を取得した場合、その所得 は、事業所得又は雑所得の対象となります。 この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算します。 なお、マイニング等により取得した仮想通貨を売却又は使用した場合の所得計算における取得価額は、仮想通貨をマイニング等により取得した時点での時価となります。

「取得時点での時価」というのがとても面倒ですね・・・。

仮想通貨を取得した一覧はマイニングプールやウォレットの受取履歴を参考にするなり、加工するなりで何とか作成できましたが、「取得した時点の時価」は日毎の時価を調べないといけないため、なかなか骨が折れました・・・。

本来なら仮想通貨の取得一覧と各通貨の時価一覧をエクセルなりDBを使うなりで紐付けて自動計算することができればスマートなのですが、各通貨の時価一覧(特にアルトコイン)の入手が困難だったことと、集計する件数もそれほど多くなかったため、結局1件づつ時価を調べて計算しました。

私のメインウォレットはコインチェックですので、結局やったことは
・「コインを受け取る」画面の過去の受取履歴を元に一覧作成。
・仮想通貨の時価は取引所の「トレードビュー」で表示できる日足の価格チャートを元に、各コインの知りたい日の終値からその日の時価を確認。
・コインの受取量と取得時の時価から金額を算出し、一覧の金額のトータルを年間の取得額として算出。
といった感じになりました。

これが100点満点の正解ではないかもしれませんが、国税庁のガイダンスに近い内容になっていると思います・・・(^_^;)

来年は集計するデータ量が増えると思われるので、今年を教訓になるべくスマートに確定申告できるように改善したいですね・・・(-_-;)

以上、私同様にコインチェックを利用されているマイナーさんの参考になれば幸いです・・・。

ethOS NiceHashのマイニングプールで採掘する設定

NiceHash Minerは効率のいい仮想通貨を自動的に選択してマイニングし、報酬をビットコインで得られる便利なマイニングツールですが、ethOSでもNiceHashのマイニングプールを利用することでビットコインで報酬を得られます。

これによりマイニング効率のいい通貨はあるが、ウォレットを持ってない場合など、報酬をビットコインでもらうようにして採掘することができます。

<設定例(Monero)>
globalminer claymore-xmr
proxywallet 1Q73o・・・(文字の羅列)・・・F1Kifse ←ビットコインのウォレット
stratumproxy nicehash ←nicehashを指定
proxypool1 cryptonight.jp.nicehash.com:3355 ←nicehashのプール
proxypool2 cryptonight.usa.nicehash.com:3355 ←nicehashのプール

ethOS claymoreでデュアルマイニングするための設定方法(Ver.1.2.9以降)

ethOSでデュアルマイニングする場合、Ver.1.2.9のclaymoreの仕様変更により「claymore.stub.conf」での設定が廃止され、local.confへの設定追加で実行できるようになりました。以下がその設定例です。

<設定例>
globalminer claymore
dualminer enabled
dualminer-coin sia ←マイニングする仮想通貨を指定
dualminer-pool sia-us-east1.nanopool.org:7777 ←採掘するプールを指定
dualminer-wallet c3bdae・・・(文字の羅列)・・・1904fda ←自分のウォレットを指定
dualminer-poolpass x

ethOS 利用頻度は少ないが重要なコマンド・設定一覧

ethOSのコマンドの中で、重要ですが初回の1度きりなどの利用頻度の少ないものを一覧にしました。

パスワードの変更
passwd ethos
sudo passwd root
ethosおよびrootのパスワードは初期値で”live”となっているため、セキュリティの観点からも稼働開始直後に変更することをおすすめします。


IPアドレスの固定化
DHCPで自動的にIPアドレスが割り当てられている場合でも問題ありませんが、IPアドレスを固定で設定したい場合は下記の例のように修正します。ご自身の環境に合わせてカスタマイズしてください。

sudo vi /etc/network/interfaces
 /etc/network/interfaces の内容を変更します。
変更前:
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
変更例:
auto eth0
iface eth0 inet static
   address 192.168.0.201
   netmask 255.255.255.0
   network 192.168.0.0
   gateway 192.168.0.1
   dns-nameservers 8.8.8.8

シャットダウン
sudo shutdown -h now
コマンドでリグの電源を落としたい場合は上記コマンドでシャットダウンできます。

TermViewerを常駐
termviewer
ethOSはTermViewerを使ってリモート接続できます。ローカルのコンソールで上記コマンドを実行することでTermViewerが画面上に表示されるようになります。

ethOS よく使うコマンド集

ethOSでよく使うコマンドをまとめてみました。

r
ethOSを再起動させます。設定を変更した際などに使います。

show miner
マイニングの状態を表示します。ハッシュレートやGPUの温度などマイナーが出力する情報を確認できます。

show stats
GPUの温度やファンの回転数、バージョン情報など、現在稼働しているリグのいろいろな情報を表示します。

minestop / minestart
マイニングをスタート/ストップさせます。マイニングを手動で止めたり動かしたい場合に使います。

allow / disallow
マイニング自動開始設定。起動時に自動的にマイニングを開始させたくない場合はdisallow、自動的に開始させたい場合はallowと入力します。初期値はallowになっています。

putconf && minestop
変更した設定を反映させ、マイナーを再起動させます。&&でコマンドをつなぐことで複数のコマンドを続けて実行できます。

sudo ethos-update && sleep 5 && r
ethOSを最新状態にアップデートし、アップデート完了後の再起動します。

sudo ethos-update reupdate && sleep 5 && r
上記コマンドでアップデートがうまくいかなかった場合など、もう一度アップデートを行う場合に実行します。

helpme
簡単なコマンド集やWebの管理画面のURLなどが表示される簡易ヘルプです。


ethOS GPUごとの個別設定

GPUごとの設定のサンプルです。

個々に設定する場合はGPUのBIOS名を指定して設定をlocal.confに記入します。

例1)BIOS名「113-V34121-X3」のRadeonのRX570が4枚稼働している場合の設定
mem 113-V34121-X3 2000 2000 2000 2000 ←メモリの周波数(MHz)
pwr 113-V34121-X3 3 3 3 3  ←GPUの消費電力設定(0〜7を設定)※1
fan 113-V34121-X3 70 70 70 70  ←ファンの強さ設定(%)

例2)BIOS名「86.06.59.00.55」のGeForceのGTX1060が3枚稼働している場合の設定
mem 86.06.59.00.55 4300 4300 4300 ←メモリの周波数(MHz)
pwr 86.06.59.00.55 65 65 65  ←GPUの消費電力設定(ワット)※1
fan 86.06.59.00.55 50 50 50  ←ファンの強さ設定(%)

BIOS名はコマンド”show stats”を実行するとmodels項目やbioses項目から確認できます。

設定は稼働するGPUの枚数分だけ横並びに書きます。

以前の記事にも書きましたが、※1の「pwr」の項目はRadeonとGeForceとで設定方法が異なるので間違わないように注意してください。

また、ethOSの仕様上同一リグ内でRadeonとGeForceの混在ができないと思いますので、そこも注意してください。

上記のようにBIOS名指定で個々の設定はできますが、リグのGPUを同製品に統一するとglobalpowertuneglobalfan等で一括設定できて便利です。リグ構築時に構成するGPUを意識して構築すると設定が楽になりますね。



ethOS 導入/初期設定

ethOSの動作確認後、自分のマイニングプールやウォレットの設定を行います。

稼働直後の設定は下記のようなサンプルの設定がつかわれているので、設定ファイルlocal.confを修正します。

まず作業前にキーボードの設定を日本語用に変更します。初期状態ではキーボードのレイアウトがUSキーボードになっており、記号の位置が異なるのでいろいろ入力しづらいです。予め設定をJPキーボードに変更しておくことをおすすめします。

キーボードレイアウトをJPに変更
sudo vi /etc/default/keyboard
us→jpに変更

設定ファイルlocal.confはethOS起動の際にremote.confに記載されたファイルに置き換えられます。

WEBサイトを使ってすべてのリグの設定を一括管理したい場合には便利ですが、その必要がない場合はコマンド「force-local」を実行してlocal.confを書き換えないようにしてください。(コマンドによってremote.confの内容が空になります)


 〜〜サンプルの設定〜〜
maxgputemp 85 
stratumproxy enabled
proxywallet 0x0bdC4F12fB57d3acA9C3cF72B7AA2789A20d27f2
proxypool1 pool-usa.ethosdistro.com:5001
proxypool2 pool-eu.ethosdistro.com:5001
flags --cl-global-work 8192 --farm-recheck 200
globalfan 85
〜〜サンプルの設定ここまで〜〜

サンプルを元にカスタマイズした設定例が下記のとおりです。
〜〜local.conf設定例〜〜
globalminer claymore ←マイナーにクレイモアを指定
maxgputemp 80 ←すべてのGPUの温度を指定(この温度を超えるとファンが100%で回ります)
stratumproxy enabled
proxywallet 0x98f454・・・(英数字の羅列)・・・75bbf0d ←自分のウォレットを指定
proxypool1 asia1.ethermine.org:4444 ←自分のマイニングプールを指定
proxypool2 eu1.ethermine.org:4444  ←自分のマイニングプールを指定
flags --cl-global-work 8192 --farm-recheck 200
globalfan 60   ←すべてのGPUのファンの強さを指定(単位はパーセント)
globalpowertune 3 ←すべてのGPUの消費電力の設定(Radeonの場合)※1
autoreboot 3  ←ソフトクラッシュ時に自動復帰させる回数を指定。clear-thermalで回数をリセット。
〜〜local.conf設定例ここまで〜〜

※1:Radeonの場合は0〜7を指定、GeForceの場合はワット数を指定(65と指定した場合は65Wを消費電力の上限に指定)。GPUの種類によって設定方法が異なるので注意。

globalpowertuneについては消費電力とハッシュレートを比較しながら最も効率のいい設定を探してみてください。

なお、この設定ではすべてのGPUが同じ設定となってしまうため、個々のGPUごとに設定を変えたい場合は別途設定を追記してください。

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