五輪出場で来日 不明ウガンダ人選手 名古屋駅防犯カメラに姿

　東京オリンピックに出場するために来日し、行方不明になっているウガンダの選手とみられる人物が名古屋駅の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

　東京オリンピック・ウガンダ選手団の１人で重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手（２０）は今月１６日、ホストタウンの大阪府泉佐野市からいなくなりました。

　セチトレコ選手と見られる人物は、名古屋行きの新幹線の切符を買っていたことが確認されていますが、名古屋駅で新幹線を降りて改札を出ていく様子が名古屋駅構内の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

　セチトレコ選手が滞在していたホテルの部屋には、「ウガンダでの生活が厳しく、日本で仕事がしたい」といったメモ書きが残されていて、警察が行方を捜しています。（19日13:22）