マッチングアプリを悪用し、２０代の女性に高額な金を支払うと持ち掛け、裸の動画などを送らせたうえ「個人情報をばらす」などと脅して性的暴行を加えたとして、４８歳の男が逮捕された。
強制性交の疑いで逮捕されたのは、自称・団体職員の松本学容疑者（４８）。警察によると松本容疑者は、７月８日、マッチングアプリで知り合った２０代の女性に対し「個人情報をばらす」などと脅し、性的暴行を加えた疑い。
松本容疑者は、マッチングアプリで「うずしお先生」と名乗り、 数百万円を支払うと買春を持ち掛け、誘いに乗った女性に運転免許証の写真や裸の動画などを送らせ、犯行に及んだという。
松本容疑者は、女性に「性奴隷になる」などとする誓約書を書かせていて、警察の調べに対し「合意の上の行為だ」などと否認しているという。
警察には、おととし以降「うずしお先生」を名乗る男から、同様の被害を受けたという相談がほかに６件あり、警察は、いずれも松本容疑者の犯行とみて追及する方針。松本容疑者は、性暴力の加害者の更生を目指す団体の、代表理事を務めているという。
