【牛丼総まとめ】ミニにすると損? 大盛りは値段アップ分の価値あるの?

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長きにわたった牛丼お得度チェック(ミニ盛り並盛り大盛り)のラストです。

庶民感覚として、大盛りにするなら「並盛りより値段が上がる分、ボリュームはさらにアップしてほしい」と期待したり、ミニサイズだったら「並盛りより値段は下がっても、ボリュームはあまり減らさないでほしい」などと都合のよい期待を抱いたりしてしまうもの(値付けはそんな単純な話じゃないってわかっていても!)。

というわけで、牛丼サーガのラストは「ミニ盛りにすると損なのか? 大盛りにする価値はあるのか?」という検証です。気になる方、要チェックであります!

※計測は簡易的な方法によるもので精密なものではありません。また、すべての店舗で同様の結果となることを保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。あくまでも、どこで買おうかな~?と悩んでしまったときの判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

牛丼はアップグレードする価値ある? ダウングレードすると損?

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この表は各牛丼チェーンの牛丼並盛りを基準としたミニ盛りと大盛りの増減率をまとめたものです。黄色地となっている部分は、価格の増減率を上回るもの=お得であることを示しています(一応損得の基準になるよう、価格は太字に)。

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これをもとにすると、すき家は並盛りから大盛りに変更すると、価格の増加率(34.3%UP)以上にボリュームが増加し(34.5%UP)、それ以上に具材も増える(59.8%UP)ということがわかります。つまり、すき家は大盛りにアップデートする価値が十分にある! ということですね。他チェーンの各ボリューム増加率はすべて値段の増加率を下回っています。

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また、ミニサイズは並盛りを基準にすると、全チェーンで価格の低下率以上にボリュームが低下していますが、具材はさほど減っていないことがわかります(価格が平均14.9%減に対し、具材減少率は2.1%)。つまりご飯の量で調整されているわけで、「ごはん少なめ」を求める人にはぴったりなのではないでしょうか。ちなみに松屋の具材はミニサイズのほうが並盛りより多い結果に。盛り加減がわりと大雑把だったせい?(下記表参照)

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以下は増減率に関するまとめになります。

・大盛りにアップグレードする価値があるのは「すき家」だけ

・松屋、すき家、なか卯はミニサイズにしても具材はさほど減らない

では最後に各チェーン別に牛丼増減率を。

■ここまでで十分かと思いますが、気になる方は次ページへ

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