東近江市役所

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 滋賀県東近江市は17日、冷蔵保管の不備で、集団接種会場で使う予定だった新型コロナウイルスワクチン1494回分を廃棄すると発表した。冷蔵庫のコンセントが抜け、適正温度を超えていたという。

 市によると、17日午前7時20分ごろ、職員が冷蔵庫を確認したところ、コンセントがほとんど抜けている状態になっていた。16日午後3時の段階では異常はなかったという。17日の集団接種は他に保管していたワクチンで対応したという。

 原因は特定できていないが、冷蔵庫周辺に置いていた段ボールを移動させた際に抜けた可能性もあるとしている。他の3カ所の接種会場のコンセントはガムテープで固定し、今後は定時に温度点検を行うとしている。

 市新型コロナウイルスワクチン接種推進室は「貴重なワクチンを無駄にし、おわびするとともに、温度確認などしっかり対策をしたい」とした。