会話

さん

次に、ゆりかもめの有明テニスの森駅東側の仮設施設の体操競技場。こちらも、テントの設置と警備要員（警察官、民間警備員）の仮宿舎らしきプレハブの設置が進んでいた。ここは敷地内に余剰スペースがあるので、まだ、何らかの設備が設置されそうだ。

有明テニスの森駅西側のBMX会場も、客席のセッティングが、ほぼ終わった印象だ。これは何度でも指摘するが、IOCも五輪組織委も「最終防衛ライン」は無観客開催であると私は考えている。だとすれば、それにもかかわらず、見切り発車で客席を設置するのは愚行、お金の無駄使いでしかない。

有明コロシアム（写真2）は、あまり変化が見られなかったが、有明テニスの森（写真3、4）でも巨大な観客席が設置。業者は、使われなくても金が入ればいいとでも考えているのだろうか？　ちなみに、有明コロシアムと有明テニスの森の間にある歩行者用通路（写真1）が、7月に入ると通行止めになる模様。

有明テニスの森付近の五輪開催時の占有に関する説明。お台場に設置されている案内よりも詳細に書かれているが、有明1丁目のタワーマンションの住民は、りんかい線の国際展示場駅から帰る際に、少なくとも2ヶ月半の間、かなりの距離を迂回させられることになる。

そして、数年間、ずっと鋼板で囲われたままの東京ビッグサイト東展示棟。防災公園側に貼ってあった案内図には、なんと東展示棟の存在が消されていた。ふつうは「五輪プレスセンターに使用のため閉館中」のような但し書きをするはずなのだが…。西展示棟には「Japan IT WEEK」延期の貼り紙が。

東京ビッグサイトは、エントランスホールには入ることができた。東展示棟の連絡通路にはプレスカードの申請のためのPass Issue Counterと書かれた看板が置かれ、入ることができない（連絡通路のすごく遅い動く歩道とか、懐かしいな）。ホール内には数名の人がいて、ローソンだけが営業していた。

建物の外にあるタリーズコーヒーとセブン-イレブンは、昨年同様、営業休止に。本来なら今週は展示会が開催されるはずだったので、タリーズコーヒーはスタッフが作業をしていた。セブン-イレブンも商品の回収は終わっていない。緊急事態宣言もおそらく延長になるし、秋まで営業再開できないだろう。

おそらく、聖火リレー関連施設が造られると思われる有明2丁目は、主だった動きはみられなかった。聖火台が造られるとしたら東京都の水道工事用に確保されたシールドマシンの竪坑跡地（写真1）だが、内部（写真2）をみても、まだ片付いていない。水の科学館前庭は、原状回復で芝生が植えられていた。