大使夫人暴行事件が波紋…ベルギー外交長官「「先延ばしにせず帰国を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 14:53
ピーター・レスクイエ駐韓ベルギー大使の夫人が今年4月に続き最近また暴行事件を起こしたことに対して、ベルギー外交長官が「先延ばしにせずベルギーに戻ってこなければならない」という立場を明らかにした。
政治専門メディア「Politico(ポリティコ)」はベルギー外交部にこの懸案に対する論評を要請して返ってきた回答の内容を7日、報じた。ポリティコによると、ソフィー・ウィルメス外相は「まだ状況がよく分からない」と慎重な態度を示しつつも「韓国とベルギーの友好を増進することが大使の任務だと考える」「直ちにベルギーに戻るべき」という立場を明らかにした。
ベルギー側は4月、駐韓ベルギー大使の夫人、相雪秋(Xiang Xueqiu)さんが衣料品店の従業員の頬を平手打ちした事件以降、大使の任期をこの夏に終了することを決めていた。当時、大使の夫人は警察に立件されて取り調べを受けたが、免責特権などを考慮して送検されなかった。
だが、大使夫人は今月5日、漢南洞(ハンナムドン)読書堂(トクソダン)公園で環境美化員と口論の末にもみ合いに発展する事件を起こしていた。環境美化員は、ほうきを使って清掃していたところ相さんが「ほうきが身体の一部に触れた」と言って、自分の弁当を踏みつけて口論になったと主張した。両側が互いに処罰を願わなかったため事件は終結した。
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