“出会い”というのはどなたが演出されておられるのか、本当に不思議です。
惚れるという感情が動き、恋心に火が点いて結婚、なんてこともありますし、気にも留めなかった人が、ある日突然気になる存在になる、なんてことも‥‥。心の中で何が働き心を騒めかせるのか、誰にもわかりません。
わかるとしたら、心の中には想像出来ない生物と申しますか、自分の事だけを守ろうとする守り神様がいて、様々な考えの中で舵取りをしてくれていて信号を送ってくれている‥‥。
そんな気がするのです。
ただね。
守り神様が「それ以上深入りをしてはいけませんよ」と話し掛けてくれていても、聞き入れないのは何故なのでしょうね。
縁あって結婚をしても、離婚するのって、どのような縁なのでしょうね。
私は娘と出会うための縁だったのがわかりますが、男女の出会いの縁ほど答を出しにくいものはありません。
5月13日に『前世の力を借りて幸せになる』という本を発刊させていただきました。「誰もが自らに課した課題を持って生まれて来る」とこの本で書かせていただいているのですが、この世に生まれて来たのは「自ら設定した課題に取り組むため」というのが基本のようです。その“設定”を忘れることが多い為に、人は時折、自分の前世を知りたくなるのだと思います。
私は“あの世”の存在を信じていますので、勿論この世の前（前世）の存在も信じています。
私達は、前世を鮮明に思い出すことは中々出来ませんが、今ご縁を持ち、「親子」「兄弟」「親戚」「友人」「仕事仲間」「恋人」‥‥と立場は様々でも、縁を持てた人々というのは、前世からの縁が繋がっているからのようにも思います。
大切になさりたい縁は、きっと来世でもご縁があると思います。