2021年07月14日 16時00分 公開
「いよいよ終わり」おいでやす小田の暴言に梅沢富美男がブチギレ
7月8日放送の「プレバト!!」俳句査定は、句集出版を目指す永世名人・梅沢富美男が色とりどりの携帯扇風機を“南国の果実”に見立てた名句を披露。「何十種類もの色合いの扇風機を見て、ここは果物屋さんかなと思った」と着想を明かすと、おいでやす小田は「それヤバいですよ。扇風機を果物と見間違えたら、いよいよ終わり」とボロカスに酷評したが、夏井いつき先生の査定は“掲載決定”。怒りが収まらない梅沢は「先生、小田を怒って!」「永世名人をバカにしたんだ!」とブチギレたが、先生はやる気なく「コラ、コラ」と叱るふり。すかさず小田が「雑!」と先生にツッコミを入れると、梅沢も思わず怒りを忘れて大笑いしていた。
「やっと永世名人らしくなった!」梅沢富美男の名句を夏井先生が大絶賛
今回は「携帯扇風機」をお題に、句集出版を目指す梅沢富美男が「日本全国、世界中の人が分かりやすい俳句を詠んだ」と自信満々に「富美男のお手本」を披露。
<掲載決定 残り15句>
南国の果実色してハンディファン
梅沢富美男
「先日、にこるん(藤田ニコル)とお仕事で家電屋さんに行きまして。何十種類ものファン(携帯扇風機)が置いてあったのですが、それを見て『ここは果物屋さんか?』と思うほど、色合いがたくさんあったんですよ」
梅沢がランキング戦で最下位だったおいでやす小田(おいでやすこが)に向かって「こういう風にやるんだ!」とドヤ顔を見せると、小田は「世界の人にとか言って日本語で書いてたら、意味が分からないでしょ」「本当に果物屋さんと思ったんですか? それヤバいですよ」「扇風機を果物と見間違えたら、いよいよ終わり」とボロカスに酷評。カチンときた梅沢は「余計なこと言ってるんじゃねえ!」「お前な、そんな気持ちだったら一生俳句は読めないぞ!」と一触即発状態に。
しかし、俳人・夏井いつき先生の査定は「掲載決定」。先生は「お店に並んでいる携帯扇風機を見て、南国の果実色と感じ取るところに詩がありますね」と大絶賛。「この句の一番良いところは"色して"という比喩。"南国の果実"じゃなかったら何なの?と思わせて、"ハンディファン"が出てくる。天然の物と人工の物の落差と対比もさりげないし、カタカナの軽い感じの表記もきちんと心を使っている」と解説し、「やっと永世名人らしくなった!」とべた褒め。
小田の暴言がどうしても許せない梅沢は「先生、小田を怒って!」「永世名人をバカにしたんだ、こいつは!」とブチギレまくったが、先生はやる気なく「コラ、コラ」と叱るふり。すかさず小田が「雑!」と先生にツッコミを入れると、梅沢も思わず怒りを忘れて大笑いしていた。
千原ジュニアがゆるキャラの"過酷な現実"句で5連続昇格達成
特待生昇格試験には名人5段の千原ジュニア、3段の立川志らくが登場。このところ4連続で昇格しているジュニアだが、「お題がむちゃくちゃ難しかった。自分の生活とは、ほぼほぼ関係ないものだから」と意外にも自信なさげ。
<1ランク昇格 名人5段 → 6段>
ゆるキャラの汗の匂いとファンの音
千原ジュニア
「ゆるキャラは子供たちを楽しませるために、すごい頑張っているじゃないですか。近くに行くと、汗をかいて匂いもするけど、よく聞くと中で扇風機が2つくらい回っていて。頑張ってるなって」
見事に"1ランク昇格"が告げられ、5連続昇格を果たしたジュニアは「うおー!」と両手でガッツポーズ。夏井先生は「お題の写真から"ゆるキャラ"を発想できるのを褒めないといけない」と大絶賛。「"ゆるキャラ"はかわいい、人気者とかふんわりとしたイメージで終わりがちですが、この後に"汗"という季語をガツンと持ってくる。イメージの対比が出てきますし、その現実を"匂い"と"音"とで描くわけです」と褒めちぎると、ジュニアは深々とおじぎして喜びを噛み締めていた。
一方、志らくは「焼き鳥屋の団扇に『みつを』を見つけ」で"現状維持"。「このところジュニアさんと、夏井先生の劇的添削の引き立て役になっている...」と悔しそうにしていた。
◇
さて、次回のプレバトは「俳句」&「色鉛筆」査定をお届け!
なかなか才能アリを獲れないゲストが集結する「俳句査定」!才能アリを獲るのは誰!?さらに、新永世名人・東国原が句集出版に向けた挑戦に!
次回の俳句のお題は・・・
15日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】
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