《青寂 の精霊龍 カーネル》
| 青寂の精霊龍 カーネル P(UC) 光/水文明 (5) |
| クリーチャー：エンジェル・ドラゴン/革命軍 3500 |
| S・トリガー |
| ブロッカー |
| このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
DMD-30で登場した光/水のエンジェル・ドラゴン/革命軍。
cipにより1体へのプリン効果を放つS・トリガーブロッカー。
多色になったかわりにブロッカーが追加された《機術士 ゾローメ》といったスペックのクリーチャー。
ブロックとプリン効果で2体の攻撃を阻止することができる。その上、この手のブロッカーにありがちな攻撃制限がなく、コスト5のドラゴンである為《百族の長 プチョヘンザ》や《時の法皇 ミラダンテXII》にも革命チェンジ可能。
ドラゴンをメインにした5色においても、《界王類邪龍目 ザ＝デッドブラッキオ》に並ぶ強力な防御札として採用され続けている。マナ基盤としても優秀な色の組み合わせで、違和感なく5色に積まれる《偽りの王 ヴィルヘルム》とこれをマナチャージするだけで5文明が揃い、《フェアリー・ミラクル》がフルスペックを発揮する。
総じて隙がなく、同じ文明を持つ《反撃のサイレント・スパーク》にも引けをとらないS・トリガーと言える。強いて欠点を挙げるとすれば種族がエンジェル・コマンド及びエンジェル・コマンド・ドラゴンのサポートを受けられないエンジェル・ドラゴンという点くらいだろう。
ルール [編集]
環境において [編集]
革命ファイナル環境では【5色フェアリー・ミラクル】や【ヘブンズ・ゲート】、【5色ジャックポット・エントリー】、【ロージアミラダンテ】などで活躍。特に、5色系統はこのカードと《百族の長 プチョヘンザ》の組み合わせを使いたいがために5色にデッキを仕上げた感がある。当時の数あるS・トリガーでもファイナル革命持ちに革命チェンジできるゲームエンド級のものとして極めて評価が高かった。
新章デュエル・マスターズ環境ではコスト踏み倒しメタが普及したが、このカードの場合はS・トリガーが召喚扱いであることと主要革命チェンジ元の《百族の長 プチョヘンザ》による全体除去が《異端流し オニカマス》に刺さることから当然評価を損ねなかった。
双極篇環境では【白青赤ドギラゴン剣】や【“轟轟轟”ブランド】など盤面が並ぶ前にごり押しするデッキが多くなったため、このカード単体で見た欠点である大量展開に弱いという面はある程度解決された。それどころか相手がまごついているという時には、【5色ドギラゴン剣】でもまともに素出ししたり《Mの悪魔龍 リンネビーナス》でリアニメイトしたりして十分妨害できるようになったと言える。
しかし超天篇環境になるとGR召喚が跋扈した影響でGR召喚と関連性を持たせづらいというだけでこのカードはあまり見かけないカードとなった。主要な採用先であった【5色ドギラゴン剣】が《蒼き団長 ドギラゴン剣》本体の殿堂入りによって環境から姿を消し、《時の法皇 ミラダンテXII》系統も《時の法皇 ミラダンテXII》自身の規制によって下火になったのが大きい。
十王篇環境で《真・龍覇 ヘブンズロージア》の殿堂解除により【ロージアミラダンテ】が救済されたが、プリン効果やブロッカーによる影響を受け付けるタイミングの存在するデッキが環境に少なくなった上に、これがS・トリガーで捲れても返しのターンに殿堂入りである《時の法皇 ミラダンテXII》に革命チェンジできる保証はないため、依然として立場は厳しく採用には恵まれない。
他のカード・デッキとの相性 [編集]
その他 [編集]
- 「カーネル(Colonel)」という単語は英語で「陸軍大佐」、狭義ではイギリス陸軍の名誉職「連隊長」を意味する。カードイラストでは鐘を四肢で抱えながら空を飛んでいるため、陸軍を連想させない出で立ちとなっているが。単にカード名が「鐘」から取られた可能性もある。
- アニメ「デュエル・マスターズ VSRF」3話のルシファーと切札 勝太のデュエマでルシファーのマナゾーンに《青寂の精霊龍 カーネル》が置かれており
さらにルシファーが「まずは《指令の精霊龍 コマンデュオ》を召喚!」と宣言し、《指令の精霊龍 コマンデュオ》がバトルゾーンに現れた後、
ルシファーは「その登場時能力で、山札から1枚引き」とルシファーがカードを引くと、「《青寂の精霊龍 カーネル》をバトルゾーンに！」と《青寂の精霊龍 カーネル》を置き切札 勝太は「光と水のレインボーカード？」と戸惑っており、空から《青寂の精霊龍 カーネル》が降り立つとテキストの部分が画面の下半分に映し出されこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
ルシファーは「《カーネル》の登場時能力で、勝太君の《バトラッシュ・ナックル》は、次の僕のターンまで、攻撃もブロックも出来ない」と言い、《青寂の精霊龍 カーネル》は《爆竜 バトラッシュ・ナックル》の上空に立ち、《青寂の精霊龍 カーネル》が鐘を鳴らすと《爆竜 バトラッシュ・ナックル》は下から徐々に体が凍っていき、切札 勝太は「くっ」と言っていた。
次の切札 勝太のターンで、切札 勝太は「まずは、もう1体《爆竜 バトラッシュ・ナックル》を召喚!」と宣言し《爆竜 バトラッシュ・ナックル》がバトルゾーンに現れる。
切札 勝太は「その登場時能力で、《カーネル》とバトル!」と宣言し、《爆竜 バトラッシュ・ナックル》はジャンプして上空の《青寂の精霊龍 カーネル》を左手で殴り、《青寂の精霊龍 カーネル》を爆発させた。
その後、切札 勝太は「更に、シールドをW・ブレイクだぜ!」と宣言。《DXブリキング》は右手で緑色の砲撃を放った後、左手で青色の砲撃を放ち
緑の砲撃はルシファーの右のシールドをブレイクし、青の砲撃はルシファーの左のシールドをブレイク。テロップも「シールド2」から「シールド0」に変わる。
ホカベンは「ルシファー君を追い詰めたべ」と言い、滝川 るるは「ここでS・トリガーを引かないと、お兄ちゃんの負け」と言い、ルシファーはシールドチェック。
ルシファーは「S・トリガー、《マスター・スパーク》!相手のバトルゾーンのクリーチャーをすべてタップ!」と宣言した後、「もう1枚……」とシールドチェックすると「S・トリガー、《カーネル》!」と《青寂の精霊龍 カーネル》を見せ、ルシファーは「その登場時能力で、次の僕のターンまで、《ブリキング》は攻撃もブロックも出来ない!」と宣言し、《青寂の精霊龍 カーネル》は上空から鐘を鳴らせて《DXブリキング》を氷漬けにさせ、搭乗者のハムカツを「なんや?」と言わせた。
次のルシファーのターンでは「更に、《カーネル》で《ハート・メラッチ》を攻撃!」と宣言し、《青寂の精霊龍 カーネル》が鐘を《ハート・メラッチ》に落とした。
そして次のルシファーのターンでルシファーが「さぁ、勝利への最終楽章を奏でよう。《カーネル》でシールドブレイク!」と宣言し、《青寂の精霊龍 カーネル》は鐘から青色の波動を出して切札 勝太のシールドをブレイクし、テロップも「シールド3」から「シールド2」へと変わった。 - 「デュエル・マスターズ VSRF」21話のルシファーとバサラのデュエマではルシファーのマナゾーンに《青寂の精霊龍 カーネル》が置かれている。
- 「デュエル・マスターズ VSRF」25話のルシファーとNo.2のデュエマではルシファーのマナゾーンに《青寂の精霊龍 カーネル》が置かれている。
- アニメ「デュエル・マスターズ VSRF」48話切札 ジョーとルシファーのデュエマでバトルゾーンにルシファーの《青寂の精霊龍 カーネル》が存在しており、その後切札 ジョーから「うぅぅぅ……《イフリート・ハンド》の効果で《カーネル》を破壊!」と宣言され、《青寂の精霊龍 カーネル》は《イフリート・ハンド》から逃げ回るも、結局掴まれてしまい爆発した。
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
- DMBD-01
王家を完全に崩壊させた闇道化マルバス。その正体は、天罪堕将 アルカクラウンだった。 ...しかし、五色の魔力を極めたその男がどこから来たのかは誰も「知らない」。