普及版 大東亜戦争は日本が勝った 新書 – 2021/6/24
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本の長さ310ページ
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言語日本語
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出版社ハート出版
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発売日2021/6/24
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ISBN-104802401221
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ISBN-13978-4802401227
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出版社より
藤田裕行「普及版刊行に寄せて」より
本書の親本にあたる『大東亜戦争は日本が勝った』は平成二十九(二〇一七)年に刊行されると、大きな反響を呼びベストセラーとなった。今回「普及版」として刊行されることによって、さらに多くの方々に幅広く読んでいただきたいと心から願っている。
タイトルの『大東亜戦争は日本が勝った』は、日本史の出来事というよりも、「イギリス史上に起こった出来事」として、ヘンリー自身が結論付けたものだ。
いま、「日本史を世界史と比較して理解しよう」という動きが、学校の教育現場で起こっている。具体的には「日本史」と「世界史」を相互に関連付けて学ぶ「歴史総合」という授業が、令和四(二〇二二)年より高校の新たな必修科目として導入されることになった。
また、このたび「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録の見通しになったが、こうした縄文の文化は、二十一世紀に生きる日本人の祖先の遺したものであり、このように、日本では太古と現代はひとつの歴史で繋がっている。ところが、三千年前から北アメリカに存在した「アデナ文化」の痕跡も、四千五百年前のイギリスの遺跡「ストーン・ヘンジ」も、現在のアメリカやイギリスの歴史からは完全に分断されてしまっている。
この、古代からずっと歴史が分断されることなく今日まで続いている日本の素晴らしさをヘンリーは実感し、その来歴を国民が総力をあげて護ろうとすることに大きな理解を示している。
ヘンリーは本書で、「日本は世界で最も古い歴史──数万年の昔から一つの民族として神話に由来する“万世一系の天皇”を戴く国という他に類例のない来歴を有している」と訴える。
本書は、日本が総力をあげて戦った「大東亜戦争」の意義を、世界史(特にイギリス史およびアメリカ史)と比較しながら、重層的に語っている。是非読者の皆様も、重層的な視点をもって世界史の中で日本史を捉えていただきたい。
商品の説明
著者について
ジャーナリスト。1938年英国生まれ。
1961年オックスフォード大学修士課程修了後、フィナンシャル・タイムズ入社。
1964年来日、同年『フィナンシャル・タイムズ』東京支局長、1967年『ザ・タイムズ』東京支局長、1978年『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかった外国人ジャーナリストとして知られる。
著書に『三島由紀夫 生と死』(清流出版)『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』『英国人記者が見た世界に比類なき日本文化』(加瀬英明氏との共著/祥伝社新書)『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)『大東亜戦争は日本が勝った』『日本大逆転』(ともに弊社刊)『英国人記者が見抜いた戦後史の正体』『新聞の大罪』(ともにSB新書)などがある。
翻訳
藤田裕行(フジタ ヒロユキ)
ジャーナリスト。1961年東京生まれ。
日本外国特派員協会プロフェッショナル・アソシエイト。元『国民新聞』論説委員。
上智大学外国語学部比較文化学科中退。
TV・ラジオなどで、海外情報の取材通訳、字幕翻訳、放送作家を担当。
日本武道館での「憲法改正」一万人集会では、安倍首相、櫻井よしこ氏、百田尚樹氏の英語同時通訳を担ったほか、国連ITU、米国国防総省、CIA幹部の通訳も務めた。
著書に『国体の危機』(アイバス出版)、訳書に『情報立国』(NTT出版)、『ギングリッチ』(総合法令出版)、『人種戦争 レイス・ウォー』(祥伝社)などがある。ヘンリー・ストークス氏の訳書を次々出版。
『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』は、5か月で10万部を突破する大ベストセラーとなって注目を集めた。
現在はフリーランスのジャーナリストとして、英語で取材活動をしている。
登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2021/6/24)
- 発売日 : 2021/6/24
- 言語 : 日本語
- 新書 : 310ページ
- ISBN-10 : 4802401221
- ISBN-13 : 978-4802401227
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Amazon 売れ筋ランキング:
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
三島由紀夫については余り語られていない。
著者はイギリスの歴史を読めば、
世界史が分かると書いており、
実際に世界史の記述が多い。
黄文雄氏の手法と似ているなと思ったら、
著者は黄文雄氏の本を読んでいるようだ。
あと個人的に、
英国は米国より軍事力と経済力で劣っても、
王室がある文化は負けていないし誇りがある、
といった著者の自信と威厳に、
やはり英国は凄いなと思った。
日本人が類似の本を書いているようだが、
本書は英国人が書いた点に意義がある。
戦勝国の英国人の著者が米国を「反則負け」、
と言っていることは日本人にとって、
自信の源になるのではなかろうか。
尚、「連合国戦勝史観の虚妄」は、
英訳され米国でも販売されているらしい。
この著者は、
ケント・ギルバート氏を知っているらしいが、
ケント・ギルバート氏より勇気があると思う。
多くの日本人の中から消し去られている内容であるが、現在の問題点は、日本、日本人は悪
と教え込まれていることである。
また、それを単純に信じて、過去の日本自分たちの先祖が悪人と漠然と思っている日本人も
文化レベルが低いし、信じられないこと。
見る角度を変える、他面的にみると事実が浮かび上がってくるので、実に有益であった。
本書にかかわらず、明治あるいは江戸末期から現在までの歴史にマスクされた部分の本が外
国の著者から出てくるようになり非常に勉強になる。
ただ問題は、自称文化人と認識している偏向者が、快く思っていないだろう。
また、永遠に日本を悪者にしておきたい中韓にも不都合だろうが、事実は事実として知りたい。
ましてや、第2次世界大戦に対する深い疑問など思ったこともありませんでしたが、戦後70年、日本人に叩き込まれた自虐史観の間違いにやっと気付き始めました。
ここ数年、日本人としての誇り、歴史認識の見直しなど、一人一人が日本人としての素晴らしさに喜びを感じるようになってきています。
アメリカ参戦の不合理性、原爆の可否など、歴史の真実が表に出始め、それはなぜ起きたのか、日本は悪かったのか、ということに真剣に疑問を抱くようになってきました。その戦争の真実を、戦争相手国でもある英国人が執筆し、日本の立場に理解を示し、どこの国が間違いを犯したのかを明らかにした著書です。歴史認識を改め、世界に誇れる日本であることに気付かされる1冊です。