フリーマーケットアプリで知り合い親しくなった「ママ友」の息子である幼児に対し、自宅でわいせつな行為をしたとして、大阪府警は12日、強制わいせつの疑いで、大阪市住吉区、無職郡山侑紗容疑者(28)を逮捕した。「弁護士と相談してから話す」と認否を留保している。
逮捕容疑は昨年10月から今年4月、男児が13歳未満であると知りながら、わいせつな行為をした疑い。男児は従わないと暴力を振るわれたと話しているという。
府警によると、郡山容疑者は2018年に男児の母親と知り合い、子育てに悩んでいることを知ると男児を自宅に泊まらせるよう指示していた。郡山容疑者は夫と別居中で、子ども3人と暮らしていた。
母親が養育できないと申告したことから児童相談所に保護されていた男児の兄が今年3月、郡山容疑者から暴行を受けたと児相に相談。男児の体にもあざがあったため、府警が6月に男児への傷害容疑で郡山容疑者を逮捕し、大阪地検が今月、傷害罪で起訴していた。捜査の過程でわいせつの疑いが浮上した。
母親は容疑者との関係について「指示され全て正しいと思い込むようになった」と話している。(共同)