長いことずっと、
存在することが申し訳ないと思っていた。
昔、高熱を出した私の看病中に母が死産したからだ。
妹は私のせいで生まれて来られなかった。
私が熱を出したから。
私の存在は悪だと思っていた。
どこかでずっと、親を困らせたり、ガッカリさせるたびに、
何故私が生きているのか?
妹は生きられなかったのに。
命を奪った私は妹の分まで頑張らなければ!と、背負って生きてきました。
お母さんを悲しませた責任を取らなければ!
ずっと、ずっと、
存在する事に罪悪感を持っていた。
もう、十分頑張ったよね?
妹の分まで頑張ったよね。
そろそろ、自分の人生を生きてもいいかな?
本当は一生背負うべきかもしれないけど。
ずっとずっと、辛かった。
私に、そんな能力もないのに、必死に2人分頑張って来た。
妹の命を犠牲にして生きた自分は、親の期待に応えて、親を喜ばせる存在でいなければならない!
と、強く思い込んで来た。
私は私でいいんだね
誰かのかわりじゃなくて、私でいいんだよね?
私が私のまま、娘であり、妻であり、母で良いんだよね??
やっと、そんな風に思えそう。
私は!
私が!
そう訴える事で、存在価値を確かめて来た。
ずっと自分の存在に価値を見出せなくて。
生きている事に罪悪感を抱えていたから。
もう、手放していいかな?
今までよく頑張ったね!私。
2人分の人生、卒業してもいい?
妹への罪悪感手放してもいいかな?
ごめんね、妹。
私のせいであなたの人生を無くしてしまった。
本当にごめん。
そろそろちゃんと生きないと、妹にも怒られそうだ。
私はそんなお姉ちゃんの人生を望んでません!ってね。
いただいた命に感謝して、一所懸命に生きたい!と思います。
私が私として存在する今を大事にしたいと思いました。
ワガママかもしれない。
一生背負って生きろって言われるかもしれない。
お前のせいだと言う人もいるだろう。
お前だけが幸せになっていい訳ないと。
でも、私が生きた証、生かされた意味。
無駄にしちゃいけないと思うから。
私は私で生きていいよね?
生きさせて欲しい。
ワガママ言ってごめん。